ある日、推理小説家である私のもとに匿名のパーティー招待状が届く。不審には思ったが、好奇心に負けた私はパーティー会場まで向かうことにした。そこでは、顔が隠れるようなフードを被り、全裸の上にマントを被るというルールが設けられていた。どうやら、会
場で会った異性同士と結ばれることを楽しむという、好色家達が集う秘密のパーティのようだ。
私もそこで、ある女と交わることになったのだが、情事の最中に欲望に駆られ肩にキスマークをつける。数日後、自宅でたまたま妹の着替えを見たとき、その肩にキスマークがあることに気がつく。どうやら、あの日妹もパーティーに出席していたらしい……。私は、次第に妹のことを一人の女として意識していく。
※ハーメルン、pixivにも掲載されております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-29 19:00:00
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会話率:11%