10月30日ハロウィンの前日に南雅也は同じ大学のゼミ生にして絶賛片思い中の蕪木みらいと共に、留学生のケニー・ミッチェルのハロウィンパーティー(サヴィン)に呼ばれた。
だが下宿先に行ってみると、ミッチェルは裸マントで出迎えてきた。なんと彼女
は魔女で、しかもハロウィンパーティーではなくサバトであった。
なし崩し的に裸で参加するはめになった二人だが、その最中ミッチェルが「蕪木さんをくっつけるためにサバトでエッチでプロポーズしましょう」と魔女の魔法と文化とお菓子で落とそうと手を尽くす。
だが告白作戦は、まさかの乱交ハーレムに発展してしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-15 23:59:35
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会話率:52%
大学を留年した挙げ句中退し、アイリッシュ・パブでアルバイト中の男。同大学を好成績で卒業したにもかかわらず、音楽の専門学校に通い出した女。両者は同大学で学部も一緒で共通の知人もいたけれど面識はなかった。しかし彼らは両者とも学内で浮いた、いわゆ
るイタイ人であった。つまりどちらも勘違い男&女である。彼らはある日、すれ違いつつ、共に散々な目に遭ってしまう。そんな夜、女は白い貝殻の小さなイヤリングをとある神社の前で落とし、男はそれを目の前で偶然拾う。ボーイ・ミーツ・ガール。異質な「森のくまさん」がいま始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-16 22:33:33
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会話率:7%