――正統派美少女・宮沢(みやざわ)さんは、いつでもおれのことを魅了する。
微笑みかけられるだけで、心臓が爆発し。
万一ちょっとでも触れられたならば――必ずや失神してしまうことだろう。
いや、しかけたのだ実際。
初めて触れ
るあの子はとてもいい匂いがして――むにゅっとして、とても柔らかかった。
――『碧の青春』スピンオフ。男子高校生の脳内妄想を描いたラブコメ風味のものです。
注意書き無しで突然妄想ベッドシーンも始まりますので、閲覧時はご注意ください。
『あの子』ではない『あの子』が主役であり、設定をいろいろと変えております。
時代は1998年頃ですが、三人称小説ゆえ、2010年代の単語やサブカルに触れることがあります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-04 06:00:00
34827文字
会話率:28%