再会してからの数時間の攻防戦。
生意気な執着イケメン色気満載後輩(攻)から逃げたと思っていたが、再会した途端にどんどん追い詰められ絡めとられていく、口の悪い天然たらし見た目清楚系美人眼鏡先輩(受)の話。
受視点の一人称。
もともとノンケ同士
。
R18部分はさらっとです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-01 00:42:27
49897文字
会話率:44%
王都から辺境地デラルーンに派遣された騎士団に所属する、第二隊隊長のサイナック・コズブロイ。平民出身ながらも努力と才能で隊長にまで上り詰めた彼には一つだけ不満があった。それは、大嫌いな男バルロイ・トランティエが第一隊の隊長に就いているという事
だ。本当ならば自分が就いていたであろうその地位には、自分に昇進の汚点をつけた張本人が立っていた。
ある日、第一隊からの応援要請に応じたサイナックは魔女と戦うバルロイの元へ駆けつけた。剣を抜き、いざ参戦しようとしたまさにその時、バルロイが弾いた魔女の魔法がサイナックに当たってしまった。
『見た目はそのままで体力は女並み』という超絶しょうもなく、そして地味に死活問題に関わる呪いをかけられたサイナック。その呪いは、魔女がその時の気分で決めた方法でしか解けないようでーー。
エリート騎士×平民騎士の腹黒ラブストーリー
★★
・魔物とか魔獣という単語が出てきますが、どっちも出てきません。
・作者は魔法の知識ゼロなので雰囲気で読んで下さい。
・コロコロ視点が変わります。
・誤字報告・ブックマーク・評価・いいねを頂き、ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-13 23:04:27
13953文字
会話率:42%
二十六歳・会社員の津田成留は、三十二歳・居酒屋店主の笠木奏の店の二階に間借りしている。
というか、恋人同士の同棲だと思っているのに、奏はなかなかオシリを許してくれない。経験済みのはずなのに、どうして許してくれないのだろうと、成留は奏のエ
ロさと包容力に股間を熱くさせつつ悩んでいた。
いっぽう奏は、もともとノンケな成留にあっさりと深入りしては、痛い目を見ると警戒していた。そのくせ彼が自分に欲情するのか確かめたいがために、わざとらしくない範囲で挑発的な格好や態度を取ってみる。そのたびに成留が反応をすることに安堵をしつつ、許す範囲を模索していた。
味見をしてから、このままでいいのか調味料を足すのかを考えなければ、とんでもなく味が濃いものになったり、とても食べられたものじゃないものになったりする。
様子見の挑発をする奏と、かわされる成留の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-08 11:39:15
39937文字
会話率:53%