二十四節気の一つ、立夏。夏の気配を感じる頃、世でいう子供の日の翌日に生まれた彼の名前だった。
中学2年の夏、両親の離婚のゴタゴタが片付くまでと、田舎の祖母の家に預けられた。そこで出会った年上の腕白少年・リッカと過ごす、誰にも言えない秘密だら
けの夏休み。少しだけ振り返ってみようと思う。
※高校生×中学生のBLです。いわゆる行為の「本番」はありませんがR18と設定しております。
この作品は『エブリスタ』にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-27 14:00:00
18446文字
会話率:31%