知人から頼まれてボランティアで運輸組合主催ソフトボール大会のうぐいす嬢をすることになった蒼子(あおこ)。そこで14年振りに目にしたのは、あの憧れていた安藤壮一だった。当時選手と交流する事がなかったうぐいす嬢は、ただその名を読み上げ見つめてい
ただけ。
選手名簿を審判に手渡す彼の背中はあの頃と何も変わっていなかった。
「どうして野球をやめたの?」何かが欠けた日常にあの日の熱い思いがよみがえる。
※全力で愛してみせます!安藤主任の物語です。主任から課長に昇進しました!
※R18に事前予告はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-05 22:00:00
83170文字
会話率:52%