宮廷魔術師団に所属しているメルヴィは日々魔術師のひとりとして魔物と戦う日々──なのだが、その多すぎる魔力を制御できず失敗ばかり。
そんなある時、任務中にうっかり仲間とはぐれた彼女は大型の魔物と遭遇!
しかし手元にあるのは攻撃も防御もなにも
出来ない『召喚』の魔術陣のみだった。
「えぇい、こうなったらイチかバチか、絶賛片想い中の上司を召喚してやるんだから!」
なんて混乱しヤケクソで発動したものの、なんと本当に召喚に成功しちゃった!?
その結果『契約』で結ばれてしまったふたり。
命の危機は去ったものの、召喚解除の方法がわからない。
しかも何の副作用か、魔力が枯渇すると発動する淫紋なんてオマケまでついてきてしまい……!?
宮廷魔術師団の師団長×魔力量だけで採用されたらしいヒロインのラブコメです。
※残酷描写は後半で少しだけ、念のため程度です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-27 21:00:00
117490文字
会話率:44%