日下部三葉、二十五歳。職業、薬剤師。
大学を出て総合病院の薬局に就職したものの、人間関係で躓いて一年足らずで転職。
いまの職場はそこから離れた都内のちいさな薬局。叔父夫婦が経営しているここなら大丈夫、やっていけると思ったけれど……叔父
が一か月しないうちに交通事故で入院してしまい、店長代理になってしまった。
おまけに金曜日の夜、劇薬のような男性と再会してしまう。
それはかつての職場でしきりに愛を囁き三葉を苦しめた医学博士、大倉琉。
流されるものかと逃げていた三葉だったけど……彼はとんでもないことを要求してきたのだ。
「君がいなくなってから、勃たないんだけど、どうしてくれる?」
*基本的にラブラブなふたりのお話です。
*番外編も掲載はじめました。気まぐれに更新予定です!
*第4回ジュリアンパブリッシングリンク恋愛小説大賞にて銀賞を受賞しました。チュールキスレーベルさんにて書籍化も決定です! 応援していただきありがとうございます! 続報は活動報告にて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-21 20:00:00
108012文字
会話率:51%