(( もし、運命が定めた相手が存在したとしたら? そしてそれは、愛する恋人ではなかったとしたら? 誓いあった永遠ですら、この<呪いの血>のせいであったとしたら……?? ))
悪魔・欲望の主との戦いで、真実の愛を知った気になっていた小夏
に訪れた、唐突の別れ。
<約束された別れ>へと加速する運命の台本。無慈悲な審判者・問審官の問う、小夏の犯した<七つの罪>
死刑判決を受けた小夏を救うため、夏夜が選択した「たったひとつの冴えたやり方」とは。
そして、正気を失った輝馬が犯した、「許されない過ち」とは……。
天使は眠り、毒蜘蛛は奈落となり、番犬は死神となる。
<世界の贄><鏡の中の悪魔><悪魔の子>……<<破滅の魅惑遺伝子>>
挑むは、悪魔か、己か……「愛しい人」か。裏切りの物語は、何度でも奏でられる。
千切れた絆。失われた命。<永遠の番(つがい)>。真実を知った小夏が選ぶ、<たったひとりの運命>。
絶望の果てに小夏はそれでも、と手を伸ばす。<七つの罪をも塗り替える奇跡>がもしあるとすれば……。
異能使いの<エリュシオンの子供>たちの、<真実の愛の物語>、セカンドステージ。
下記、小説家になろう(全年齢版)にて完結済みの作品の続編です。
https://ncode.syosetu.com/n0857cw/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-15 00:00:05
8530文字
会話率:20%