K高校2―Aの生徒たちはEゲームという名の神様の遊びに囚われる。舞台は学校。皇帝、平民、奴隷に別れて「誰が皇帝か」を探すゲームだ。三日おきの学級投票で皇帝を生け贄に捧げれば平民と奴隷の勝利。だが見つけられなかった場合はゲーム続行、生け贄と
なった者は死に、次なる生け贄を学級投票にて選ばなければならない。プレイヤーが半数以下になれば皇帝の勝利だが、このゲームは皇帝が圧倒的に不利なゲームだ。吉良祐介は皇帝に選ばれてしまう。だが皇帝には平民と奴隷にどんな命令をも下せる特権があった。18人の頭脳バトルロワイヤルが幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-24 20:56:25
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