僕は婚約者であるカーネに出会ったその日に恋をした。素直ではない彼女に優しくし、彼女が自分だけに甘えるように、彼女を甘やかした。
しかし、僕は徐々にどす黒い感情に支配されるようになる。
彼女を僕だけのものに。
だから、僕は願いを叶えるため、彼
女に罠を仕掛けたのだった。
※「婚約者破棄は罠でした」の王子視点の物語です。
※歪みきった執着愛です。人によっては不快になる可能性がありますので、よーく、ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-04 08:26:43
14019文字
会話率:36%