カタスの観光街にある灯火屋『花朧』店主ギョクランの、ある七ヶ月間の出来事。
※公式企画「Blue Moon Cocktail」参加作品。
▼#BMC_使ってもいいのよ
最終更新:2025-03-03 13:00:00
9778文字
会話率:21%
淡深郡葦船町の山奥には『宵待』という旅館がある。
三十路頭の主人が切り盛りしており、住み込みの若い料理人が美味い料理を出してくれるという。そして何匹かの猫があなたに癒やしを与えてくれることだろう。
─────
美味しい料理と静かな時間が、
あなたをお待ちしています。小さいながら離れが数棟あります。宿泊のお客様には、キャンプ用品、バーベキュー用品、無料貸出可能。
ご予約は、電話またはメールにて。
急な飛び込みのお客様も歓迎いたします。
注意:お猫さんはどこでも勝手に出入りしますので、ご理解いただけますようお願い申し上げます。
旅館『宵待』主人 神々廻宵月
─────
※公式企画「Blue Moon Cocktail」参加作品。山奥にある旅館『宵待』を舞台に、旅館主人の宵月とそこで世話になっている料理人淡墨を中心とした群像劇を予定。基本的には、各月のお題に沿ったお話とその派生話をメインに幕間で日常譚という編成になります。世界観に他の世界が存在しており行き来する可能性があるので、異世界転移、異世界転生の要素が含まれます。
※エピソードタイトルの末尾に「まにまに」とついている話は、年齢制限たり得るシーンの話になります。ご留意ください。
※ネタバレありですが、余話(N3411JX)はじめました。
https://novel18.syosetu.com/n3411jx/
●淡墨(たんぼく:黒髪無口筋肉系料理人+α)✕神々廻宵月(ししば・しょうげつ:へらっとした旅館主人、猫が好き)
▼#BMC_使ってもいいのよ
■設定をお借りしました
▼N1438JM/ep.15 - ep.17
▼N0736JN/ep.17
▼N8005JL/ep.17 , ep.32 - ep.37 , ep.43 , ep.44折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-24 20:00:00
171519文字
会話率:26%
宇賀谷さんは、考えの読みづらい笑みと、雑な訛り口で滔々と言葉を垂れ流すせいで、胡散臭いと思われがちだが、目利きはいいと評判の鑑定士だ。俺の師にあたる爺さんも一目置いている程の鑑定眼を持っている。
鑑定の依頼を受けて、俺は、宇賀谷さんとともに
依頼元を訪ねた。
美人だがとても胡散臭い先輩ベテラン鑑定士・宇賀谷(うがや)✕ツッコミ役兼面倒見係の後輩鑑定士・櫨(はじ)
鑑定士もの……ではなく、ただ田舎の旅館でのんびり過ごす話。
「姫初め2025」参加作品です。
以下、多分にネタバレを含みます。
※拙作のスピンオフですが、本作のみで読了可能です。
※拙作「旅館『宵待』」(N4105JM)のネタバレを途轍もなく含みます。なんなら1/23時点で、そのネタに到達していないネタバレがあります。ネタバレを好まない方は「宵待」から気長に読まれることをおすすめ致します。
※公式企画「Blue Moon Cocktail」参加作品。ただテーマには倣いません。
※#BMC_使ってもいいのよ
※黙れば冷冷とした美人だがひとたび口を開けば胡散臭い長命の大蝮✕どうこう言いながら面倒見のいい生粋の関西白毛妖狐折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-08 22:00:00
35275文字
会話率:27%