この俺こと工藤ミキヤは高校生兼連続殺人鬼だ。
去年の夏に儀式をして、妖力を手に入れた俺はそれで好き放題にやってるってわけ。
ブラジャーキル
体つきのいい美女美少女ばかりを襲い、凶器に使ったブラジャーと被害者のブラジャーを交換するっていうの
が主な手口。
妖力を使ってやってるから足はつかない。
警察も誰も彼もが俺を抹殺することはできない。
さぁ、今日も行くか……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-14 00:42:39
25737文字
会話率:40%
女子高生の間で話題になっている殺人鬼ブラジャー・キル。
若い女性をブラジャーで絞め殺し、その凶器と被害者のとを交換する異常にして異形な存在。
その正体は首帯と言われる妖怪だった。
ある時、木柴山高校に通う工藤ミキヤに異変が生じる。
最初
はひどく爛れた夢だった。
自分が化け物の姿で、若いOLを襲っていた。
肌の柔らかさも快楽もすべてがリアル。
あまりの気持ちの良さにこんな夢もたまにはいいなと浮かれていたが……。
次の日、今度は左目の痛みとともに見えるヴィジョンの中で、クラスメイトの女子生徒が今にも襲われそうになっている光景を目の当たりにする。
場所を特定。
そこには女子生徒の無惨な姿があった。
そしてその胸には、夢の中で見たOLが着けていただろうブラジャーが着けられており、そこからこの事件へと巻き込まれていく。
ブラジャー・キルとの繋がりが濃くなる中、ミキヤの心もまた邪悪な方向へと変化していく。
妖怪は後継ぎを探しており、ミキヤがぴったりだと判断し、彼に自分の力を与えたのだ。
こうしてミキヤは2代目ブラジャー・キルとして美女美少女たちに牙を向ける折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-15 23:21:04
3959文字
会話率:35%