──返せない借金。子どもを孕む道具になる為、その日、俺は自分で自分を売った。
友達だと思っていた同僚に泣きつかれ、保証人になってしまったのが始まり。
同僚は雲隠れ。突如、多額の借金を負う事になったウサギの半獣人 ユイト。
頼れる人は誰も
いない。
働いても働いてもその日の利息も満足に払えず、日に日に膨らむ借金。
もう体を売るしかないと諦め半分で風俗街に行くと…………
その時、一枚の怪しげなチラシを目にする。
『半獣人、高く買い取ります。特にウサギの半獣人は高額買取』
風俗に身を落としたほうがマシ……?
話を聞くだけ……
ユイトは重い足取りで店に向かった。
以前にフジョッシーさんでコンテスト用に書いたものを修正、その後のお話を加筆しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-08 07:49:49
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会話率:41%