部屋の前に捨てられていたのは、異常なまでに美しい人形だった―――
それを拾った日から矢田純一の日常は徐々に、しかし、確実に壊れていく。
どこか壊れた雰囲気を持つ同じアパートの女、決して美しくない大学の女、美しい人形、そして彼女たちの間を
ふらふらと漂う矢田。
ある時起きた決定的な事態をきっかけに、全てが損なわれ、汚され、壊されていく・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-28 12:12:50
72513文字
会話率:54%
「ずっと昔から好きだったんです、だから私の処女を捧げたいんです」8歳の頃から知っている中学2年の女の子が、自分の高校の卒業式にやって来た。
後半、かなり昭和臭が漂うんですけど、御容赦下さい。自サイトと、ノベリストにも載せています。
最終更新:2011-08-12 18:28:55
13121文字
会話率:27%
二人で空手道場を切り盛りする姉妹、神坂美月と睦月は父親亡き後の道場の凋落に頭を悩ませていた。そんな折に届いた一通の手紙。それは一個人が享楽で開く格闘技大会への招待状だった。怪しさ漂う大会だが、姉妹は自分達の強さの証明と道場復興への資金獲得の
ため大会に身を投じる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-08-18 00:23:45
87462文字
会話率:30%