四月三十日の夜はヴァルプルギスの祭り。魔女たちの宴の夜。
鬼河原七三子(なみこ)(二十九歳)は婚活イベントに出るためホテルの会場へ。
でも、着いたところはホテルにあるはずのない十三階の宴会場。
そこにいたのは、あられもない恰好であられもない
ことをしている男女。
どう見てもこれはやばい人達の集まり、しかも、生贄ってどういうこと!
危機一髪の七三子を救ったのは黒いマントにタキシード姿の男。
だけど、やっぱりこいつもやばい男だった……。
ヴァルプルギスの夜に始まった二人の物語。
なお、主人公達以外の3Pその他複数、男同士、女同士等の表現が出てきますのでご容赦ください。
アルファポリスに改訂版を投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-11 17:48:00
99428文字
会話率:44%
赤いマントを身につけていた少女が殺された。少女の父親は寝込んでしまい、妻の献身的な看護を受けていたが、病状が良くなる気配はない。
最終更新:2014-03-08 01:12:46
3824文字
会話率:34%
ドルマント世界で神にもっとも等しい存在となったベルンストは自分がもはや人間としての感情を維持できなくなりつつあることに気づいていた。
完全に人間でなくなってしまうまでに過去の激情、達成感、恋情を味わいたい。そしてベルンストは分身を別次元に生
み出し、感覚を共有することで再び感情を取り戻そうとするのだが……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-24 08:33:23
158627文字
会話率:20%
玖野玲子さんは、とっても綺麗な僕の恋人。
うん、そのもげろコールは予測してた。だが聞いて欲しい。
おかっぱみたいなショートボブに切れ長の目、そして左目の下の泣きボクロ。クールな雰囲気は簡単には近づけない神聖さを滲ませる。冷たさをたたえ
た微笑は気高いバラのよう。
もう何から何まで僕の好み。「死ね」と言われたら千回でも死ぬ。「今すぐ来い」と言われたら、例え宇宙に居ようが牢獄に居ようが発言が終わる前に行く。(ええ、惚気ですよ。何が悪いんですか?)
そんな彼女が何ゆえ僕なんぞの恋人をやっていただいているのか。
それは彼女の性癖にある。
今服を脱ごうとしたキミ。死ね。
さて説明を続けよう。
玲子さんの性癖・・・それは「アブノーマルでしか興奮できない」ことである。
もげろコールが一気に大きくなったね。はは、しかし聞こえないフリだ。事実聞こえないしね。
僕自身、結構な変態だと自負している。彼女はそこを見抜いたのかもしれない。夏のある日突然呼び出され「キミ、私とSEXしない?」だって。
ストレートにも程があるよね。まぁそこがいいんだけどね。
呆然としてる僕に、玲子さんは更に説明を続けたんだ。
「私はアブノーマルなプレイに付きあってくれる男が欲しい。あなたは私が好きで、常日頃からヤリたいと考えてる。お互いの利害が一致した良い取引だと思うのだけど。」
その後色々あって、その場(放課後の教室)で童貞卒業。アンド喪男卒業。
じゃ、まぁその辺を詳しく説明しようか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-03-18 22:07:01
57835文字
会話率:21%