「貴方、邪魔なんですよ」
突然の穿痛に目を見張った僕、ヨシュアの視界に映ったのは、月明かりを受けて闇夜に浮かぶ金髪碧眼の整った顔をした少年が、鈍色に光る刺突剣を僕の腹部に刺している光景だった。
「大丈夫ですよ。彼女は私が貰い受けますか
ら、貴方は安心して死んで下さい」
そう言い残し、少年に足蹴にされて谷へと落とされた僕は、谷底の激しい渓流の中に呑まれた。
激流に揉まれながら、今までの記憶が走馬灯の様に駆けていく最中、僕の記憶は僕が生まれる前の人生まで遡っていた。
『前世』の中の僕は『俺』で、『俺』は『因果応報』が座右の銘の男だった。
岩肌に全身を打ち付け、おまけに腹部からの出血で意識が朦朧としながらも奇跡的に川岸へと打ち上げられた瀕死の俺の前に、岸の茂みから、一匹の雌の小鬼ゴブリンが現れた。
「うぎゃ? ニンゲンの雄? ――ッ!? ニンゲンの雄ッ!!??」
何やら慌てふためきながら小鬼が俺へ駆けてきたが、そこで俺の意識はぷつりと途切れたのだった。
「えええっ!? コイツ怪我してるし、死にかけてるゥッ!!?? 早く巣に持ち帰って治療するごぶぁっ!!」
そして訳も解らぬままに同族の少年に殺されかけた主人公は、小鬼に担がれて、小鬼の住む魔物娘たちの森の中へと連れていかれたのだった。
これは、人族と魔物娘とが争う世界に、人族の尖兵として勇者に認定された幼馴染みから奸計によって引き離された主人公と、それを雄として拾った魔物娘が世話を焼いたり焼かれたりしながら絆を育んでいく物語。
そして、主人公から引き離されて歪み始めた幼馴染みと、その余波で主人公を嵌めた少年の描いていた栄光の未来図が徐々に綻んでゆく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-02 02:04:23
1114文字
会話率:0%
神王歴3018年、魔王によって放たれた魔族やモンスターによって各国は焼かれ、ヒューマン達は虐げられた。絶滅寸前まで追い詰められたヒューマンであったが、神族、魔族、ヒューマンの3種族の技術によって超兵器が作られた。神王歴3118年にガンバレヨ
と名乗る6人の英雄達が操る超兵器によって、魔王は倒された。だが、神王歴3168年……世界を調停した神族に対して、妖精は告げる。新たな魔王が誕生し、邪神の封印を解き、世界を破滅させようとしていると。オナホにされた妖精はひたすら、オークの男に太い巨根を何度も貫かれ、射精される。絶望を感じていた妖精だったが、ギルドのチームが駆け込み、オークが裏口から逃げ出す。いなくなった部屋にライオン獣人の少年、ブレイブが入り、マジックアイテムである、ガンバレヨデバイスが反応を示す。希望を見た妖精だったが、残っていたサキュバスに見つかり、襲われてしまう。精を吸われ続け、干からびてしまうブレイブだったが、妖精の指示でガンバレヨデバイスの言葉を復唱していた為、変身に成功する。勇者ガンバレヨとなった少年はサキュバスの鞭をダガーで切り裂き、腹に一撃を喰らわせ、壁をぶち破って気絶させてしまう。超腕力を見せた勇者ガンバレヨを上司のギルド兵士に誉め称えられる。ブレイブは勇者ガンバレヨとなった事で、全くの別人になっていた事に気づき、騒然とする。
※pixivにも各話を転載しております
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9551573折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-21 14:27:05
269473文字
会話率:59%
あなたは、とあるファンタジー世界の勇者として目覚めた。
その世界で男は勇者であるあなた、ただ一人。
そして勇者であるあなたの唯一の目的は、女魔王を倒すこと。
しかし、魔王を倒すまでの道のりは果てしなく困難を極める。魔王だけではなく、
多くの魔物娘があなたの旅路に立ちはだかるだろう。
王都に復活した火竜グリュイエール。世界に混沌の風を拭き荒らせようとするダークフェアリー、アルメリア。いずれも魔王に劣らぬ恐ろしき魔物娘だ。
だが、恐れることはない。勇者であるあなたは、女性とセックスすればするほど強くなる特殊な能力を持っている。
更にあなたは、この世界に存在するすべての女性とセックスすることができる権利を有している。
女性を抱き、強くなれ。そして立ちふさがる魔物娘を倒して犯し、屈服させるのだ。そうすれば恐ろしき魔物娘たちはあなたのしもべとなり、共に戦ってくれる。
魔王を倒し、封印されし女神を解き放つのだ。さすればこの世界は、女神による永遠の安寧を授けられるだろう。
そう、ここはツゴウノイイファンタジー世界。あなたこそが、この世界を救う勇者なのだ。
※エロシーンのある回には★マークをつけています。
※ゲームブック風の地の文です。
※2020/6/6 完結しました。
※ハーメルンでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-06 21:08:56
794316文字
会話率:28%
人の持つ適性が分かり、それによってなれる職業が変わる世界。冒険者にならなければ人並みに生活できない社会。一人の少年フィニルは適性に[性豪]、技能に[絶倫][身体操作]を持っていた。性犯罪者のレッテルを貼られ、親にすら捨てられた彼は冒険者にな
れず、劣悪な環境で働くも限界が訪れる。自殺を図り魔物の蔓延る魔の森へ足を運んだ末にサキュバスと出会い、彼女に食料として殺されることを願う。
不定期投稿です。更新時期:作者が魔物娘とヤりたくなったら
追記:なんだこのブクマ数(驚愕) たまげたなぁ…(本当にありがとうございます) 筆が遅いのは堪忍してつかぁさい折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-10 22:02:59
49010文字
会話率:55%
タイトル通りの短いお話です。
魔王の娘に敗北した主人公が魔物の犬娘、雌犬ペットにされてしまうお話です。
※この小説はPixivからの転載です。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=84681
83
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-06 21:16:22
3719文字
会話率:64%
ある日魔王として異世界に召喚された少女、双葉。
欲望の深さで選出されたと言うが、彼女の欲望とは――「ふたなり人外娘」への渇望だった!!
配下の兎獣人や近隣の村人を魔物化したりとやりたい放題!!
そんなこんなで魔王様がふたなりの魔物を増やし
たりするお話です。
※完結は予定していません、あしからず
※pixivにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-02 21:16:26
30911文字
会話率:36%
魔物娘を育て、魔王を討伐する。という在り来たりな内容のゲーム。
でもエロゲーだ。
そんなエロゲーを何百時間とやり続けていた大和は、気が付くとそのゲームの中に居た。
弱すぎるステータス。更には魔法は覚えていない、武力には自信がない。金もない。
そんな状態で唯一といえる自慢のイチモツを持って戦うことを決心する。
大丈夫。これはエロゲーの中だ。きっとどうにかなる・・・かもしれない。
そんな男の奮闘記。
※毎話、1エロを組み込む予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-02 20:00:21
269938文字
会話率:49%
「私と結婚して魔王となってください」
突如として異星へと召喚(誘拐)された青年に、巨乳黒髪美少女な自称「魔王女」はそう告げた。気になる仕事内容は、彼女の配下のサキュバス、妖精、獣人娘などに種付けすることらしい。
「まずは私から孕ませてい
ただけますか?」
頬を染めて尋ねられれば、断れる男など居るはずもなく……。
絶対妊娠の能力と、もう一つの隠し能力を得た青年が、ファンタジーな世界で孕ませまくる。そんな単純なお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-16 21:02:18
257098文字
会話率:40%