舞台は現実とは似て非なる帝都東京。
その都を騒がす稀代の悪党、奇人四十面相を追う一人の美少女・・・。
彼女は名探偵江戸川圭一郎の助手、華村紀子12歳だ。
好奇心と正義感に満ちた乙女は、鉄仮面の館へと潜入するも、敢え無く囚われの身となる。
冷徹なる悪党に、ありとあらゆる虐待を受けてしまう紀子。
やがて、女児から少女へと著しい成長を遂げる肉体へ欲望を抱いた奇人四十面相の責め苦は折檻から、性的虐待へと変わってゆき・・・。
警視総監を務める祖父への裸の脅迫状の送付、自慰行為の撮影・・・その手口はエスカレートしてゆくばかり。
12歳の少女には過酷すぎる運命の連続。
果たして紀子の運命はいかに!?
そして、奇人四十面相の正体は!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-26 16:50:07
19010文字
会話率:45%
『「好き」ということ』に出てきた村田玲奈の高校一年の時の話です。
村田玲奈は高校一年生。東京に住んでいたが、親の仕事の関係で島根の学校に引っ越ししてきた。東京に住んでいたせいか、地元の生徒達には見下したような想いでいた。そんな彼女に好意を
寄せるのは篠原庄太郎。凛とした玲奈を好きになる。一方、庄太郎の好意を感じ取った玲奈は庄太郎で遊ぼうと考え、庄太郎にわざと近づく。いよいよ玲奈が庄太郎を野球部の部室に誘いだし、庄太郎は胸を高鳴らせて部室に向かう。しかし、そこに待ち受けていたのは・・・
私の好きな小説家の巨星、江戸川乱歩先生の「お勢登場」のタイトルを真似させていただいた悪女村田玲奈のお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-11 18:50:02
10280文字
会話率:44%