ああ、腹が減った。
いったい早苗さんは何をしておるのか。
義父が腹を空かせておるというのに食卓には湯飲みしか置いておらん。食べることは年寄りの数少ない愉しみのひとつだというに。義父をないがしろにしてるのと違うか。まったく。
いい女である
ことは認めよう。可愛らしい顔に似合わぬ豊満な肉体。男を誘っているような肉づきをしている。最近ますます色気が増した気もする。
おっと、いかんいかん。息子の嫁に欲情するようでは、鬼畜ではないか。
※この作品は他サイトにて公開したことがあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-08 20:07:52
8271文字
会話率:30%
深南柊二は、山間の小さな村で、祖母と二人で暮らしながら郵便配達の仕事をしている。日々、お年寄りや村の人々と緩やかな生活を送っていたが、祖母が入院することになり一人の生活を余儀なくされて、昔の事を夢に見る様になる。
柊二の村に夏のある日、
都会から来た一人の男、貝塚佳彦が住み始めた。
貝塚は、過疎の村に暮らす柊二に興味を持ち、色々と柊二を構うようになる。
柊二も、人懐こくて少し強引な貝塚に戸惑いを感じながらも、徐々に貝塚の事が気になる存在になってきた。
二人で会ううちに、貝塚から「君が好きだ」と告白された柊二は、自分の貝塚に対する気持ちに気付く。
しかし、柊二には貝塚の好意に応えられない過去があった。
突然訪ねてきた貝塚の元妻から、二人の関係を邪推され罵倒された柊二は、昔の事を思い出して倒れてしまう。
気がついた柊二を心配する貝塚に、柊二は罪を犯した自分の過去を話すことを決意する。
何故、自分がこの過疎の村に住むようになったのか。
全ては二年前のあの出来事……。
月の光の下、柊二の懺悔が語られていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-13 22:55:42
215205文字
会話率:35%
清掃員として働く主人公のソイミハナは高齢者の多く住む公団マンションを担当することになった 穏やかに見えた風景は時間を持て余したお年寄りたちの欲望にまみれた世界だった 主人公も金に目がくらみそのお年寄りたちと同化していくが・・・ ブログ<エロ
ティック小説ABC http://erabc.blog.fc2.com/>にも掲載中です 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-27 21:17:13
6490文字
会話率:100%
政府の特務機関高齢化対策課処理班、通称デスサイズ、其処に再就職した主人公が待っていたのは年寄りへの死の告知の仕事、
そして相棒リアンだった。
最終更新:2014-06-17 19:59:53
14061文字
会話率:30%