「高沢さん、僕はあなたにもう一度会いたかった」
自分を拐かした相手は、時間をかけながら、この脆弱な魂を奪っていった。
魂を奪い、それと引き換えに、白い靄を取り去る術を教えてくれたのだ。
「あなたに会うことができて、本当に嬉しかった
」
焉了の心はいまだ、古城に置き去りにされたきりだ。
およそ10年の歳月を経て再会した、当時少年だった主人公と、その昔、彼に罪を犯した男。
離れていた歳月、恋い焦がれ続けたのは昔少年だった彼の方だった。
長期シリーズ「ラザロ」第6話目。
焉了に理不尽な憎しみを抱く実弟との邂逅と、実弟による暴力被害と、焉了を救う高沢と。
性描写を含みます。
再掲作品です。
この話は「爛壊書簡」(http://rankai.sakura.ne.jp/top.html)に掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-28 16:00:00
46509文字
会話率:39%
『僕』が作ったゲームに謎のキャラクターが現れた。何やら彼は日本人だと語っていて……?
その上、どうやら『僕』を神様だと勘違いしているらしい。……同じ日本人なんだけどなぁ。
ということで所謂ゲーム異世界系トリッパー……を見る神様視点です。
お
試し短編⇒『勝手にゲームに入ってきた転移者が僕を神様扱いしているようで。』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-19 00:00:00
48687文字
会話率:47%
俺、長谷川 遥明(はせがわ はるあき)は、カフェでバイトする国立大学2年生。
ある日、やり手っぽいビジネスマンから「飢えた獣がいるから、デリバリーを早く」と注文を受け、出前に行った先で、謎の外国人と出会う――。
※フィクションです。医療
行為等、専門知識のない著者のねつ造です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-22 10:00:16
22628文字
会話率:28%
爽やかで甘々というのを目指したつもり。大学生受け。
最終更新:2011-12-30 13:54:36
4028文字
会話率:32%