冴えない無職童貞の雨宮(あめみや)は、かつての職場の同僚、鴻山 旭(こうやまあきら)と彩弓(あゆみ)との結婚式に招かれた。
一時とはいえ、彩弓とはいい仲になった雨宮だったが、しょせん積極性に欠けるオタクにすぎない。リア充・イケメンの旭に先を
越され、彩弓は旭の手に落ちてしまった。
それはそれとして、旭は披露宴の余興で、ガータートスをやってのけるのだと言う。
ガータートスはブーケトスと同様、それを手にした者が、次に幸せをつかむことができると信じられているのだ。
そもそもガータートスとは、花嫁のウエディングドレスの下につけたガーターベルトを花婿が脱がし、それを独身男性ゲストに投げるイベントである。その脱がし方がとてもスケベである。花婿が、花嫁のスカートのなかにもぐりこみ、なんと口でくわえて脱がすという……。あまりにもエッチな内容のため、日本の披露宴においては敬遠されがちなのだ。
だが、鴻山はあえて攻めるのだとこだわる。日本人はおくゆかしい性質ゆえにガータートスをやろうものなら、大ヒンシュクを買いかねない。しかしながら、羞恥心に風穴をあけてみたいのだという。
雨宮としては複雑な気分だった。彩弓を奪われたあげく、スカートのなかにもぐりこむ旭を見るはめになるだろう。これ以上の屈辱はあるまい。
ガータートスに参加するなら、せめてあこがれの女性だった人のガーターはこの手でつかみたい。いや、逆に言うなら、誰にも奪われたくない。
やがて披露宴当日。ついに余興の時間がやってきた。
独身男たちはフロアの中央に集まり、さまざまな思いを胸に鎬を削ろうとしていた……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-24 07:00:00
32870文字
会話率:31%
プロローグ
山間にある小さな国ヴィーガンド。
そこに住む少女エリスティアは先日16歳になったばかりだ。
ミルクティー色の髪を腰までたらし、大きな栗色の目はキラキラと輝いている。
それもそのはず、もうすぐ幼馴染のガイと結婚するからだ。
ガイはエリスティアの1つ年上で、小さい頃からずっと一緒に育ってきた。エリスティアにとっては、ずっと兄のような存在だった。
だが先日の誕生日に彼から「結婚してほしい」と言われ、そっと口づけをされた。
心ときめくような情熱はないけれど、ガイのことは昔から知っているし、彼とならきっと穏やかで幸せな家庭が築けると思う。
来月には、20年前に母も着ていたという真っ白なウエディングドレスを私も着ることになるだろう。古風だが繊細なレースで子供の頃から憧れていたものだ。
あのドレスを着て美しい花嫁になるのかと思うと、おのずと笑顔がこぼれる。
そんな結婚を控えたエリスティアのもとに一通の便りが送られてきた。
ヴィーガンド三世の結婚式のお知らせだった。
お相手の名前を見るとエリスティアの名前が載っている。
それはこの国の王子と、自分が結婚する知らせだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-17 08:41:11
27781文字
会話率:31%
白く輝くウエディングドレスに憧れたこともあった。
彼の隣に立って、祝福されるのだと---。
けれど今は、そんな気持ちにはなれなかった。
アルファポリス様にも投稿しています。
最終更新:2016-08-23 21:28:06
13974文字
会話率:47%
変態な主人公が古い教会でウエディングドレスの従妹のアダルトビデオ(ホームビデオ程度)を撮影するお話。寝取らせです。
前編後編の2話で完結します。内容は軽く、挿絵にお話がついた感じです。
自作品の外伝的なものですが、本編読んでなくても大丈夫で
す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-26 03:51:05
6832文字
会話率:39%
この小説は官能小説自動生成ソフト七度文庫が自動生成したシナリオを元に書き下ろした長編小説です。
あらすじ
たまたま学園祭のファッションショーでウエディングドレスを着せられた江実矢君。テレビドラマの「魔界戦隊」に出演することになった。撮
影に登場したタコ怪人。テレビドラマじゃなくて本当に魔界に住むのタコ怪人だった。タコ怪人に誘拐された江実矢君を救おうと、魔界の宮殿に乗り込む彩香ちゃんと有紀。無事に江実矢君を見つけたけど逃げられない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-23 10:56:57
30180文字
会話率:1%