31歳。独身。寂しさを通り越して凍えそうに内面が吹きすさぶこの状況。郵便受けに結婚葉書が届いていたことにも暗澹たる気持ちになりつつアパートの自室の前に行けば。
『おかえりー! 直子さーん!』
見たことのないスイートな美青年がニコーッて笑ってハグしてきた。てか誰だ彼。
■性描写を含む話には『*』マークをつけています。
■『愛のあるセックスを、教えて【最終形態】』『The other side of her youth』■3rd hit. 長谷川祐、辺り読破頂いてからお読み頂くほうが、本作への理解が深まります。折りたたむ>>続きをよむ