表面的には ノクターン・ムーンライト　更新情報検索

結婚して10年目。 私たちの関係は、表面的には完璧だった。夫の隆は、誰が見ても優秀で、優しく、そして私を愛してくれる最高のパートナーだった。 しかし、私には誰にも言えない欲望があった。それは、彼を私の支配下に置き、そのすべてを委ねさせること。 最初は、もちろん冗談半分だった。 「隆、今日は私の言うことを全部聞いてくれる？」と、さりげなくお願いしてみた。 彼はいつものように笑って、 「もちろん、君の好きにしていいよ」 と答えた。それが、全ての始まりだった。 最初は夜の営みの時だけだった。私の口から発する彼へのお願いとか、甘いおねだりはゆっくりと時間をかけて彼自身も気づかない速度で蝕んでいく。 徐々に、お願いやおねだりは命令とか指示というべき強いモノへ変えていき、ついに彼は私の指示に完全に従うようになり、私の望む通りに振る舞うことが彼の日常となっていった。 私の支配域はすでに夜の営みだけでなく、彼の服装、食べるもの、話し方、すべてが私の手中にあった。だが、私はまだ物足りなかった。もっと、彼を深いところへ堕としたいと感じ始めていたのだ。 ある日、私は彼に手錠を差し出した。「今日からは常にこれをつけて生活してもらうから。かまわないわよね？」 隆の目には驚きが浮かんだが、彼は黙って私の指示に従った。その瞬間、私の中で何かが目覚めた。 ついに、私は隆の私生活の部分に枷を施した 隆は私という支配者の枷を付けられた。私は彼から全てを奪うつもり。 隆。愛してるわ。折りたたむ>>続きをよむ

【フランス書院eノワール様より電子書籍化いたしました。】 ーー旦那様は、今日も嫌々私を抱く。ーー ハークランド伯爵家の厄介者・リコリスは政略結婚で嫁いだ従姉妹のミリアリアが不妊の為、一族の長の命令により側室としてミリアリアの夫、ドレッセンド公爵・サルバドールに嫁ぐ。 妻を深く愛するサルバドールは、押しつけられた側室のリコリスを疎んじており、リコリスとは月に数度、閨で顔を合わせるだけの冷たい関係だった。 リコリスはただ、子供を産むことだけを望まれ、愛されることもなく、孤独な日々を過ごしていた。 だが、まさかの事態が起こり、リコリスの人生は大きく変化することになる。 ※不妊の女性に対する差別的な表現があります。ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ

タイトルまんま。貞操逆転世界で、横暴な強気むすめたちを、チンポでこらしめる話……の予定。 快楽堕ちする女の子の話が好きだけど、堕ちてしまうとあとはただのいちゃらぶなので、心は絶対に堕ちない話を書きたくて、作りました。まぁ、さじ加減難しくて心も堕ちちゃうけど、少なくとも表面的には絶対認めないです。 ◆◆◆ 見切り発車。ストックなし。頭空っぽにしたいとき、書いて、勢いで投稿します。そうでなきゃ、書ける気がしない。 誤字脱字表記ゆれ、あります。ごめんなさい。

「愛人契約」のヒロイン蒼井由香里の呟きです。 由香里はある事件をきっかけに桐野剛一と愛人契約を結ぶ。 表面的にはあまり目立たない剛一だが、彼の人脈と動かす金は巨大なものがあった。 また、親友と彼が言う遼介は闇社会の実力者でもあるらしい。 由香里は不思議な存在感を持つ桐野に、愛人として、そして恋人としてのめり込んでいく。 ・作者のアダルト小説「愛人契約」の姉妹編。本編は下記に掲載。 http://karadarelease.com/nvl/?cat=2

ラフなので適当に。 表面的には、空しい少女が生き方を見つける話だと思います。これはものすごく個人的な作品で、〈読み返したときに自分の背中を押してくれる作品〉を追求したらこうなったという感じです。本当に自分のためだけに好き勝手やりました。タイトルは『人工太陽』。 残酷な描写がありますが、いちばん残酷なのは作者が男であることでしょう。

　世界的なバレリーナの私生児の入江青は、逃げるように日本にやってきた。 　人付き合いが苦手で踊りに逃げ込む青と、表面的にはノリは軽く社交的でありながら、冷めたままの立花誠が出会い、次第にその関係を深めていく。互いに踏み込んではいけないと思いながら、惹かれあっていく。

全9話。『Teens』から15年。是枝秀明34歳。同級生と高3の時に子どもが出来て結婚。息子・圭太が中学3年生になり、表面的には家庭円満だが、内情は…。そして衝撃の結末へ。

よくある展開なんだが、俺はある日、すんげえ綺麗な女子に告白された。相手のスペック──めっちゃ美人。しかも金持ちのお嬢様。清楚系。成績良し。性格、表面的には良し。……かたや俺のスペック、まあ言うまでも無く極めて平凡。な、よくある話だろ。そんでもってありがちな事に、これが悪夢の始まりだったんだ。美味しいエロには当然、それなりの苦労が付いてくる……そんな話★(※完結済みです。400字詰め原稿用紙45枚ほどの短めの作品なので短時間で楽に読めます。ストーリーよりラスト付近のＨ重視なのでサクサク進みます)折りたたむ>>続きをよむ

主人公の小沢遼は小学五年生だが、とても早熟な子供だった。 小学校三年生のときに、風邪で寝ていて、偶然自慰を覚える。 かわいらしい同年代の男子との愛撫を夢想しながら自慰に耽る、そんな子供だった。 遼は末っ子で、上には年の離れた二人の姉がいる。 遼の容姿は抜きん出ていた。 更に、成績も良く、運動をしても優れた才能を発揮した。 幼稚園でも小学校でも、先生たちはそんな遼を特別扱いした。 それで増長した遼は、陰日なたのある、とても嫌な性格の子供に成長していた。 表面的には、遼は学校中の人気者、常に主役の存在であった。 が、或るとき、東京からの転校生、橋爪純一（ハシヅメ　ジュンイチ）が遼のクラスに編入されてきた。 純一は色白の美男子で、田舎育ちのクラスメートと違い、とても洗練されていて清潔感に溢れていた。 右も左もわからない純一に遼から近づき、二人は友達になった。 純一は、成績もよくスポーツ万能で、然も性格も良かったので、直ぐにクラス一の人気者になった。 遼は純一に嫉妬し、邪な罠をかけた。 罠は成功するかに見えたが、逆に遼に疑いがかかってしまった。 純一は、二人が本当の友達になるためには〝契り〟が必要だと説き、或る提案をする。 純一の〝契り〟はとても子供染みたもので、早熟な遼にとってはなんともあどけないものだった。 そこで遼は、純一に自慰のやり方を教える。 二人だけの秘密の営みはどんどんエスカレートし、ついには・・・。 そして二人の友情はいつしか愛に変わり、互いに別れがたい存在となっていく。 しかし、ある日、遼は純一から、北海道へ引っ越すことが決まった、と打ち明けられる。 ある日、遼は同級の女生徒から、愛を打ち明けられると共に衝撃的な告白を受ける。 それはとても子供に解決できるものではなく、遼は純一に相談するが、やはり解決策は浮かばず、結局は静観することになった。 それから数日後、その女の子は義父を殺害する。 折りたたむ>>続きをよむ