世界最大の大陸エリスの西端にある「偉大なる小国」フェンニ共和国は、国境を接する超大国シビル大連邦に侵攻され、領土の十分の一を割譲せざるをえなくなった。新設された女性補助員協会総務局第三課は、国内の大連邦シンパ系知識人に対し性的な脅しを仕掛ける情報機関だ。フェンニのすべてを乗っ取ろうとさらに策謀を続ける大連邦に対抗すべく、第三課はハニートラップを武器に立ち上がった。
※フィンランド vs ソ連の冬戦争がモデルです。この小説は文章がちょっと硬いかもしれません。今後はいろいろな文体でも書けるよう、がんばりたいと思います。
※目次の中の「☆」マークはエロシーンがあるところです。☆がないところはストーリーなので、お暇なときはそちらもちょっとだけ、読んでくださいね。折りたたむ>>続きをよむ