曼荼羅 ノクターン・ムーンライト　更新情報検索

　遙か未来。弥勒が菩薩から仏陀にクラスチェンジしました。これを寿ぎ、無限個あった平行宇宙、過去未来、天界、冥界、魔界などたくさんの世界が、たったの一つに融合してしまったのです。 　いろいろと難儀なことになりまして。ちょっとでもまともな日常を取り戻すために、実務者なる職業人が生まれ、その者たちはトラベラーと呼ばれるようになったのでした。 ※本作品は全体的に下品です。昔の少年マンガ誌レベル。嫌な予感する方はお避けになって下さい。キーワードBLとなってるがほとんどジョーク。男女どっちもあり。折りたたむ>>続きをよむ

本文の官能場面の記述は、余りにも猥雑な表現や、残酷なシーンは作者の好みではなく極力避けるようにしています。それを補助するための挿絵を掲載しました。本文で飽き足らないときは、巻末付録の挿絵を参考に想像を逞しくしてください。

第1部政子狂乱録・第2部富子乱れ花・第3部淀君太閤記に登場する三人の女性をなぜ悪女と呼んだのか。彼女たちに共通する悪女の条件とはどのようなものなのか、それは決して、身持ちが悪いだとか、性分が悪いとかではなく、「強らしき女」すなわち時代を生き抜くために何事にもめげない逞しい根性を持った女性ということであろう。そのことが、彼女たちを、男を男とも思わない強情な節操のない女として世の男性たちから敬遠されたのだろう。

織田信長妹お市の方の長女として生まれた茶々姫、後の太閤殿下の愛妾淀君の世継ぎ誕生への執念と三度に渡る落城の悲劇の要因を探ります。

頼りない足利幕府八代将軍足利義政を巡る、正室日野富子と側室今参の局の壮絶な女の戦い。富子の善と悪とは何であったのか。

北条政子が、伊豆蛭が小島で源氏の統領・源頼朝と出会い、夫の女癖に我慢しながらも女の戦いに勝利して、鎌倉幕府北条九代の基盤を作るまでの過程を描きます。

中世・戦国時代に生きた北条政子（源頼朝正室）・日野富子（足利義政正室）・淀君（豊臣秀吉愛妾）の三人は「日本三大悪女」といわれます。夫の死後、彼女たちは権力の中枢を握り尼将軍などと呼ばれるようになり、当時の政治改革にも一定の成果を上げますが、一方で当時の男性社会のなかにあって、己の権力掌握の為に、時には女の魔力も使いながら様々な陰謀策略を巡らします。しかしその顛末は腹を痛めた我が子さえ失うことになるのですが。夫や一族さえ成しえなかった結果を残した彼女たちの何が「悪」であったのか、この物語では女性だけが持つ「悪」の本質を追求します。折りたたむ>>続きをよむ