悪心 ノクターン・ムーンライト　更新情報検索

魔王と勇者の子供。背の翼は良心と悪心の表れ 今回も期待しないでくれ。

この世には男性、女性、両性の三つの性別が存在する。このうち両性とはつまり、フタナリの事である。両性は全体的な数は少ないが、差別対象ではなく神聖的な扱いを受けていた。 雁満美月もまたフタナリであり、雁満神社の巫である。巫となる家系には代々特別な力があった。それは膣や子宮に放出された精液を性液で無効化するというものである。これを行う巫を特に『精浄の巫』と呼び、神社庁がこれを管理していた。 そんな雁満美月には親友がいた。同じクラスの小岩井さとり（♀）である。美月とさとりは友愛を確かめ合うために、毎日のように身体を重ねていた。美月が巫であることを理解しつつも、さとりの胸の内には複雑な気持ちが募るのだった。 ある日から美月は巫の鍛錬として、いろいろな男子や両性の子と性交を行うこととなる。その中でさとりにその鍛錬中の光景を見られてしまい、さとりは勘違いから美月に絶交を言い渡して駆けて行ってしまう。その途中、さとり♀が『愛故に愛は膣の中に』をモットーとする『深愛膣出会』を名乗る秘密組織ではないが非公開組織の会員たちに拉致され襲われてしまう。 美月は拉致されたさとり♀を助ける為に、膣出会の本部に向かうが 、そこで会の主たる人物がさとりに手を掛けているところに出くわし、性交が繰り広げられる。 折りたたむ>>続きをよむ

　美しい天使は原初の木の下で青年を見初める。不器用に愛を伝える天使とそれに戸惑う青年。ある一件により、天界から地獄に落とされた青年は、記憶と羽を失った天使と再会する。変わり果てた姿の天使はそれでも青年を愛すと言うが、青年は…？ 　ワンコ系大柄エロ天使とフツメン男子の、ちょっと人を選ぶ系エロコメディ。※本文中、九割エロ会話。引くほど性表現あり。短編『花降る原初の木の下、僕らは神話を作る』の続きです。