冒頭シリアス ノクターン・ムーンライト　更新情報検索

十一歳の少年カルロス・トレドは、とあるパーティー会場に居たミルバ嬢の姿を見たとたん、その場に縫い止められたかのように動けなくなった。 それは、竜の獣人として生まれたカルロスが初めて経験する〈番〉への衝動だった。 しかし、ミルバは本家の伯爵家の嫁。家柄も年齢も立場も、到底カルロスと結ばれるはずのない相手だ。カルロスは自分の〈番〉衝動が暴走することを恐れ、王都を離れて騎士となった。そして、十五年の月日が流れ── 冒頭シリアスのように見えて、あまり捻りもなくタイトル通りの単純な〈番〉ものです。三話完結＋おまけのエピローグです。さくっとお読みいただけたら嬉しいです！折りたたむ>>続きをよむ

アルファのあいつとオメガのおれは、望んでもいない「運命」に導かれるまま身体を繋げて、やがて番となって家族になった。お互い愛はなかったけれど、なんだかんだで家族としてはうまくやってきた。だけどこれだけ一緒にいると、なんだかんだあいつが愛おしい。思わずポロッと口にしてみたら、あいつめちゃくちゃ動揺して可愛いな……！？ 俺様アルファと平凡オメガの、ゆるやかな愛のお話です。冒頭シリアス風ですが、カラッと進みます。妊娠出産描写は特にありませんが、彼らの子どもも登場します。 ◇誤字報告助かります。また、たくさんの方に読んで頂き、ブクマ・評価、ご感想等とっても嬉しいです。ほんの一瞬の夢のようでしたが、日間総合１位にも載せて頂きありがとうございました！折りたたむ>>続きをよむ

『召喚されたらオメガになってしまった俺はアルファの第２王子の番（つがい）に認定されました。』の腐姉（あね）・エリカ視点のお話です。 ※本小説は『召喚されたらオメガになってしまった俺はアルファの第２王子の番（つがい）に認定されました。』のネタバレを含みます。ご容赦くださいまし<(_ _)> ※感想欄は３月いっぱいまでは開ける予定です※

「余は……男が好きなのだ。だが、世継ぎが必要だ」と、言われた私は、子供を産む事だけを望まれ、正妃となった。陛下は、男性の恋人に夢中だ。牢獄に等しい狭い部屋に閉じ込められながら、私は陛下が来るのを待っていた。誰と話す事もなく、喋り方も忘れてしまった。そんなある日、ついに抱かれる事になったのだが、乱入者がいた。※残酷・BL描写があるので、苦手な方は回避願います。ピクシブにも転載しています。