ゼッケン ノクターン・ムーンライト　更新情報検索

北関東のとある地方都市。田園が広がる田舎町で大学二年生の真琴は、その町に住む素朴な中学二年生の少女・由梨の家庭教師を務めることになる。最初は、ただの「先生」と「生徒」。鉄塔と水田に囲まれた古色蒼然としたような田舎町で、野暮ったいセーラー服を着た、けれどキラキラした目の十三歳の少女に、いつしか真琴は惹かれるようになる。そして、この町の中学生たちが私服替わりに着ているゼッケン付きの指定ジャージや体操着、大きな名札を付けたセーラー服……ずっと気になっていたセーラー服、それを着た少女を間近にして、真琴の倒錯的な気持ちが、由梨への愛情とともに成長していく。果たして真琴と由梨は結ばれることになるのだが……。 そこに、由梨の年子の姉、絵梨も加わって……。絵梨は「女の子が好きな女の子」。由梨が真琴と付き合うようになっても、関係ないはずだった。でも、真琴の興味がセーラー服そのものにも向いているのを知って、倒錯した世界は姉妹も巻き込んで進んで行く。 田舎の女子中学生の、素朴だけれど野暮ったい制服姿や、芋ジャージといった要素に萌えちゃう人には、ぜひ読んでほしいです。 ひたすら制服・ジャージ・体操着の細かいディテールを延々書いていたりしますが、好きな人にはたまらないはず。 制服女装、ふとクラスメイトの女の子の制服やジャージの匂いを嗅いじゃった経験のある人、登下校中の制服姿の女子中学生につい惹かれちゃう人。林間学校や修学旅行で、クラスの女子の甘い匂いにときめいた瞬間。 そんなのを目いっぱい詰め込んでいます。 ちなみに、第三部までは単発発表した小説なので、長編の体裁が整い始めているのは第四部以降になります。いちおう、それぞれ単発で読んでいただいても問題ないように描いていますので、興味のあるタイトルからぜひ読んでください。 物語としての始まりは、「由梨の調理実習」からになります。 ご都合主義的な部分もありますが、物語としての荒唐無稽さを極力排除しているので、単刀直入なエロを求める方にはおすすめしません。まったくエロ要素のないまま展開される回もありますので、読み物としても読んでいただければと思います。ご意見・ご感想お待ちしています。折りたたむ>>続きをよむ

※この物語は学校生活の一角を点描したものとして考えていますが、体操着やジャージ、ゼッケンや名札、名前書きが大好きな作者が書いた小説なので、内容的に好き嫌いが分かれるジャンルであることや、今後の新規制作によってはシリアスなシーンが出て来る可能性も否定できないため、自主規制として本作品も年齢制限をかけさせていただいております。 ---------- あらすじ 塩原瑞樹は中学校２年生。中学２年生でようやく親友の糸賀輝と同じクラスになることができた。しかしたった１年しか同じクラスになれなかったのに、糸賀は転校することになった。まるで双子の兄弟のように共通する趣味なども多く、とても仲がいい関係であった２人が別れなければならない悲しみにつつまれながらも、元いた中学校と糸賀の転校先の中学校の体操着を通してさらに２人が絆を深めてゆく物語。 ---------- この物語は、作者が高校３年当時、体操着やジャージ、ゼッケン、名札、名前書きが大好きなことから、趣味でテキトーに書いてみた作品（非公開）を若干肉付けし、改変したものです。大幅に内容を変えてはいません。 また、この物語をきっかけに、同じタイトルでコレを更に一から書き直し大幅改変、時代も詳細に設定し、登場人物の年齢の設定なども変えて、長編の小説として連載できる形式にして、新しく制作を続けようと考えています。 この物語はフィクションです。しかし、実際の街を舞台にして構想したため、地名や施設、学校名等は物語制作上実在するものと多くかぶっています。また、作者自身「この物語で設定した実際の街で学校生活を送ってたら…」という思いから、登場人物のひとりは作者と名前がかぶっています。 しかし、あくまでも作者や作者と関係のある人が体験した実話ではなく、地名や学校名等もあくまでも舞台として設定したものですのであしからず。折りたたむ>>続きをよむ

神崎美香は大学生。 上京したけれど、ふとした拍子に、田舎の記憶がかすめる。 私の匂い、東京の匂いとは違うんだ。 中学生の頃、初めて交際した彼氏のこと。 初めてキスをしたこと。 制服デート。 野暮ったいだけだった中学生のころの記憶。 思い出しながら、体の奥がむずむずする。