キセル ノクターン・ムーンライト　更新情報検索

ある日突然転生することになった青年は、『男しか存在しない世界』を望んだ。 蜂（アピス）と華（フロース）と呼ばれる男性体の暮らす世界に送り込まれた彼は、生涯幸せに暮らしましたとさ。 めでたしめでたし。 「――で、話が終わるわけがありませんよね」 名門ホルトゥス学院に在学する華、ペルルベル・リリーフロイドは、始業式の日に窮地を偶然通りすがった編入生に助けられる。 彼は王国でも有数の名家出身の蜂であるにもかかわらず、今までその存在が知られていなかったという謎多き人物だった。 希少な蜂――しかも高位貴族ということで学院中が沸き立つ一方で、蜂嫌いを公言しているペルルベルは蜂を巡る華同士の揉め事が中々収まらないことに苛立ちを募らせていた。 そんな中、ある事件をきっかけとしてペルルベルは彼と深く関わっていくことになる。折りたたむ>>続きをよむ

αやΩといった第二の性が現れて久しい世の中でも、大多数のβたちの世界には関係のない話だ。 そんなβとして平穏な日々を過ごしていた極夜の前に突如として現れたのは、どう見ても十歳程度にしか見えない美少年α(16)だった！？　 極夜の安寧の日々は守られるのか、ショタの身長は伸びるのか、友人のガチャ運は今日も呪われているのか……幼馴染の胃は今日も大荒れなのか。 ――続きは君の目で確かめてくれ！ 「クソ説明じゃねぇか！？」 「この小説日常ギャグ（予定）だし」 「いかがわしい展開は最後ら辺にそれっぽくぶっ込んでおく予定ですぞ！」 「予定ばっかだなおいっ！？」 「よろしくなっ」 ※タグは都度増える予定です。折りたたむ>>続きをよむ

腐れ縁とは得てして厄介なものである。 性格の悪いイケメンと幼馴染の主人公が、あることがきっかけで関係性が豹変する話。

あらゆる国家と海を面して隣接する島国、ラスカー商業国。その都市部から離れた地域でホオズキ館という街外れの特殊な奴隷販売店で働く妙に身なりの良い青年、ルタ・ファオム。彼は初老の店主と年上の同僚と共に古びた館で二年程何事も無く暮らしていた。一方で周辺国の情勢は不穏、国内も貿易を通じて影響を受けていた。そしてある時隣国で一人のエルフの行方が分からなくなり、ほぼ同時期にルタの周囲が不気味に動き出す。 主人公は善人ではありません。インモラルほのぼのサスペンス。

最近同僚の様子がおかしい。 二週間前から明らかに避けられていると感じた八四目だが、彼を捕まえて問いただすもはぐらかされるばかりか堂々と距離を置かれてしまう。それからしばらく経って彼が会社を辞めていたことを知り、盆休に合わせて自宅へ様子を見に行くことにするのだが――やがて八四目が目にしたのは、彼の変わり果てた姿だった。 これは、全てが終わった後の話。

あっしには、身の丈以上の幸福ですよ。 貧しい農家の一人娘、レダはひょんなことからある日、異世界から来た化け猫、煙管(キセル)と出会う。 キセルは、レダを気に入り、彼女の家に住み着くが、ある日、レダの両親が彼女を売春宿に売る話をしているのを耳にし駆け落ちをすることに……。 優しい少女と化け猫の切ない物語。

合法ハーブを吸いすぎてオカシクナッタ若者の話し