アイリス恋愛F大賞７ ノクターン・ムーンライト　更新情報検索

　ミッドナイト公爵家に産まれたシルヴィア。しかし母は産褥の折が悪くシルヴィアを産んで直ぐに他界。 　妻マーガレットを溺愛していたアイラスは其れ以来シルヴィアを憎むようになり、シルヴィアは一人孤独に耐える日々を過ごしていた。 　そんなある日、アイラスはセシルという女性を妻に向かい入れた。彼女には前の夫との間にトワという子供を設けており、更にはアイラスとの間に年子となるヴェルデ、ルーファスを連れていた。 　前の夫であり病弱なトワを居ない存在として扱うセシル。 　母親に愛されないトワが自分の姿と重なって見えたシルヴィアは彼女だけはトワに優しく接し、体調が優れない時は看病をした。そんなシルヴィアの優しさに触れ、トワは彼女を異性として好意を抱くようになり、二人はやがて孤独を埋めるように愛し合うようになる。 　しかし、シルヴィアには彼女自身も知らされていない秘密が隠されていた。其れは王家が監視をつけなければいけない程重要な秘密だった。 ※☆若しくは★マークがついている話には性行為に関する文章が入っています。 　なお、☆は★よりも軽めの行為を表します。折りたたむ>>続きをよむ

ルルは愛犬（？）のヴィリーと森の中の家でひとり生活していた。 雨の少ないサンレアン王国。その中でも特に雨が不足しているルグミール村に住んでいたが、ある出来事をきっかけに村に居づらくなってしまった彼女は森の家で暮らし始める。そこに以前ルルを助けた警備隊に所属する二人の青年ルーカスとアレクが訪ねて来て……。交流を深める３人と１匹。ルーカスとアレクは次第にルルに惹かれていく、そしてルルも自分が誰を想っているのか自覚しはじめる。しかし、思わぬ事態が起こりルルは自分の気持ちを素直に伝えられなくなってしまい……。折りたたむ>>続きをよむ

　公爵家の長女として生まれたイリスは六歳で王太子と婚約。 　しかし王太子はイリスを毛嫌いし、あまつさえ彼はイリスの妹であるモナに思いを寄せるようになる。其れでも外聞が悪いからと婚約を解消することはできず彼女はモナに散財し、国庫を空にしてしまう勢いの王太子に疎まれながらも国の為に奔走する。 　すべては国の為、民の為とやってきた彼女だが国は彼女を裏切りイリスは国外追放とされる。国外に追放された彼女を拾ったのは暗殺などが平気で横行し黒い噂の絶えない国の王、レーヴェ。 　レーヴェはイリスを妻に迎え、しかも自分だけの暗殺者に仕立て上げる。 　暗殺者になった彼女は色仕掛けも時には手段として使うが体を他者と重ねることを絶対に許さないレーヴェ。自分を暗殺の道具としか見ていないはずの彼がどうして其処まで自分の心を求めるのか分からず戸惑うイリス。折りたたむ>>続きをよむ

異世界に迷い込んだ女性と、「獅子王」と呼ばれる男の間に産まれたひとりの子供。 子供は絶望し、生きていくしか術はなかった。 他サイトでも連載中。