かつて王子様とお姫様がいた。
二人は愛するもの同士。
何の障害も困難もなく二人は運命に定められていた赤い糸を手繰り、結ばれた。
幸せ。
そこには何も臆することはなく、悲劇はなく、ただ幸せな日々だけが流れていた。
そう、“そこ”……その箱の中
ではの話。
王子様は箱の中では王子様だった。
しかし、箱の外では違う。
ただの学生。ニート。社会人。
美しい顔つきの王子様とは違って、リアルの、箱の外の彼はどこにでもいるただの凡人だった。
しかし、その事をお姫様は知らない。
彼女は箱の中の王子様の姿しか知らない。
彼女は箱の中の王子様をとても愛していたし、何度も肌を重ねていた。
でも、その感触を箱の外の僕は知らない。
ただ画面越しに、見えない壁越しに、想像することしかできない。
彼女の言葉と、声と、甘い表情から。
彼女は僕を愛している。
僕も彼女を愛している。
でも触れられない。
耐えられない。
告げた。
そして、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-03 00:44:25
509文字
会話率:54%
ロリ巨乳で無防備な美少女が引っ越した先で、オンラインゲームで知り合ったおっさん達や近所のおっさん、ネットの画面越しの不特定多数のやっぱりおっさん達に、悪戯やら撮影やら、いろいろされて可愛がられるお話な予定です。
小説初めて書くのでおか
しいところいっぱいあるかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-05 20:18:01
201871文字
会話率:49%