最後には食い散らかされます。
救いはありません。
最終更新:2012-10-04 00:17:22
562文字
会話率:22%
二〇〇〇年一月。早瀬修一は仲間とともに「白馬八方尾根スキー場」で楽しい二日間を過ごし帰京した。
しかしその日を境に、仲間を巻き込んだ不可解な殺人事件が続発する。
修一の親友である古賀真の父親が撲殺され、更にその翌日、今度は真が溺死体で発見
されたのだ。
親友の真が殺されたことで、修一と後輩の亮太は事件の真相を追い始める。
数日後、真の葬儀のために帰省した博多で、修一は仲間の一人「和香子」の意外な秘密を知ることになる。昔和香子の恋人だった修一は、彼女のあまりにも悲惨な過去に翻弄されていく。
しばらくすると、真の父親殺しの犯人が判明した。その犯人は、なんと息子の真だったのだ。それによって事件の真相は更に混迷を深める。
ところがある日、亮太が真の死の謎を解くために仮説を立て、それを立証してみせたのだ。それは、和香子が犯人の一人だという仮説だった。
しかしその説を認めようとしない修一に、更なる事件が追い打ちをかける。和香子の上司である大成が惨殺されたのだ。
解明されない二つの事件の陰に見え隠れする和香子。修一は絶望の中で自分に問いかけた。「やはり和香子が犯人なのか・・・・・・」
真の無念を晴らすために、ただひたすら和香子の過去を探り続ける修一の前で、しだいに明かされていく、真と和香子の繋がり。
博多の町で別々に育てられた真と和香子。実は二人は兄妹だったのだ。
祖父が隠し続けた二人の出生の秘密とは・・・・・・。
くすぶり続ける和香子への思いに揺れながら、修一はついに事件の真相を暴き出したのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-31 19:58:00
43158文字
会話率:41%
主人公の中学生小泉一郎は早熟な子供だった。
小学校三年生のときに、風邪で寝ていて偶然自慰を覚えた。
見ず知らずの逞しい男性から愛撫を受ける場面を妄想し、自慰に耽る、そんな子供だった。
小学校六年生の夏休みから始めた愛犬『ケン太』との早朝散歩
で、美しい女性一条麗子と知り合いになる。
挨拶から始まった関係だったが、麗子の巧みな誘惑によってペッティングへと進み、躊躇いつつも一線を越えてしまう。
或る日、公園での二人の営みが謎のホームレス男に覗かれ、一郎の貞操が危機に陥る。
千葉県警××警察署の署長佐々木次郎の所に、突然警察庁の警視正野田剛三が訪れた。
どうやら、二人は昔からの知り合いらしい。
麗子は、一郎を誘惑したことに後悔しつつも、どんどん深みへと嵌っていった。
佳子の夫で警察官僚の秀樹に半ば強姦同然に犯されてしまう。
秀樹は、麗子と一郎の関係わ詳しく知っていると脅し、継続的な関係を迫った。
始めは嫌々ながら応じていた麗子だったが、いつしか秀樹の肉体の虜になり、一郎との逢瀬が途絶える。
春になり、一郎は新入生の男の子、清水千尋に恋をする。
千尋も一郎に憧れており、いつしか二人は秘密の関係に陥った。
そんな千尋に柔道部の猛者で三年の荒井保茂が横恋慕する。
一年前、一郎にもしつこく迫ったホモ男である。
夜中に千尋を送った帰り、一郎は荒井の襲撃を受け、再び貞操の危機に見舞われる。
或る日、麗子は新聞で「中野秀樹、女子高生に惨殺さる!」との記事を読み驚愕する。
だが、妻の佳子はむしろ夫の死が嬉しそうだった。
それがきっかけとなって、一郎と麗子の密会は復活する。
或る日、麗子の愛犬が殺害された。
事情聴取のために野田剛三が、麗子の家を訪れる。
やがて一郎は、千尋の不審な行動に気づき後をつける。
一郎は千尋の異常性に気づき、彼と会うことが恐ろしくなり約束をすっぽかした。
麗子との逢瀬を終えて帰宅した一郎を千尋が待っていた。
そして二人の間に恐ろしい結末がまっている。
この物語は単なる序章に過ぎない。
尚、この小説は他のサイト(無料のネット小説サイト)にも掲載中である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-02 12:00:00
122110文字
会話率:46%
とある高校生達が修学旅行で山奥にあるホテルに泊まりにやって来た。
その生徒、堀田優衣と友達3人は修学旅行2日目に殺人鬼が閉じ込められていると噂される廃墟と化した警察署を探検することに……
だがしかし――――……それが『恐怖』という
名の惨劇の扉を開けてしまうことになるとは知るよしもしなかった……
最恐の殺人鬼、ZEDOによる惨殺が今、始まる――――……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-05 18:09:20
941文字
会話率:41%
巷で多発する、妊婦の惨殺事件。被害者は、磔にされ、腹からは胎児が取り出されていた・・・。犯人と名乗る男に呼び出された明菜は、男を処刑するが、それは、背後に蠢く、巨大な計画の始まりに過ぎなかった。
時を同じくして死から蘇ったもう一人の処刑人
、恭輔、さらに明菜が過去に処刑したはずの「魔女」、ヴァネッサ・アーヴァイン、そして、明菜を苛む前世の業と、その記憶・・・。拡大し、混迷する戦いの果てに、明菜が見たものは・・・?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-28 21:57:51
359123文字
会話率:21%
情緒不安定な男。グレアムはある夜、飛び降り自殺を図ろうとしたところを、金髪の美形の男、セシルに止められる。どこまでも優しく、今時珍しいぐらい気障な男、セシルに心惹かれるグレアム。やがてグレアムは、セシルも孤独だということに気付く。互いの不安
定な孤独を埋めるかのように、ふたりはある晩結ばれる。そして、グレアムはその日に、不思議な狼に逢う夢を見るのだった。そして、近所で起こる、惨殺事件。まるで、獣に噛み殺されたかのようなその死体の有様に、付近の住人は不安を隠せない。そして、グレアムを一途に想い続けている幼馴染みの男、エリックはある日、セシルが女を殺す様子を目撃してしまうのであった・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-11-18 22:16:33
22162文字
会話率:41%