訳ありエリート官僚・ゼノン(α)×やらかしてクビになった元宮廷絵師・パヴェル(Ω)
この国では地母神の神託によって、アルファとオメガはパートナーとなる。パヴェルの前に現れた神託の相手は、堅物で高慢なエリート、ゼノンだった。
「貧相な男だな
。本当にオメガか?」
「んだとぉ〜っ!?」
初対面の印象は互いに最っ悪。
「品性下劣なオメガと同じ空気を吸いたくない」
「俺はひとりで生きていく! 神託なんてお呼びじゃねーんだよ!」
しかし神託を無視して別れた直後、パヴェルは大貴族の機嫌を損ねた件で、宮廷絵師の仕事をクビになってしまう。市井で鬱屈した日々を送っていたところ、王宮に召喚され、ゼノンの下で働くようにと国王陛下直々に命じられるのだが……。
面倒臭さを隠しもしない冷淡なゼノンと、慣れない仕事にやる気を失くすパヴェル。はたして二人の心が通じ合う日は来るのか?
それぞれの事情と思惑を抱えた二人が、ぶつかりながら心を通わせてゆく溺愛オメガバースです。
アルファポリス先行で連載中。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/427218153/582818240
【第11回BL小説大賞】にエントリーしてます。気が向きましたら応援よろしくお願いします( ◠‿◠ )折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-02 19:43:17
70863文字
会話率:40%
宮廷魔術師のセシリアは、魔力が豊富で見た目も上々、伯爵家の末娘で家柄も花丸という好条件揃いでありながら結婚できないでいる。
というのも、セシリアの魔力は強すぎる上に特殊で、キスなどによって相手に魔力が流れると、あまりの快楽に即『発射』させて
しまうという曰く付きだから。
そんなトンデモ魔力のせいで婚約は破談となり、我こそはと挑んできた魔術師たちも次々に散って、国内にはもはや婚約者候補ゼロ。
すっかり結婚を諦めていたセシリアだが、隣国との同盟を記念した夜会にて、最強と名高い魔剣士ルーファスと出会う。彼もまた、セシリアとは違った曰く付きの魔力持ちらしく……?
これは、ワケアリで幸せな家庭を諦めていた二人が、自分の望みに少しずつ素直になり、夫婦になっていくお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 18:00:00
2648文字
会話率:39%
『銀鳴鳥の囀る朝に。』
変える事の出来ない運命を越えた、その続きの物語。
※こちらは『銀鳴鳥の囀る朝に。』という短編の続編になります。
そちらを先にお読みいただけると幸いです。
ネタバレが多数あるお話なので、銀鳴鳥のあらすじを下に抜粋して
おります。
「そうだ。死ぬ前に一度だけ、好きな人に抱いてもらおう」
夕方、宮廷の一室に呼び出された青年騎士は、「明日の朝、王子の代わりに断頭台に登れ」と命令される。十代半ばから王子の身代りを勤めていた青年には、その命令を断る選択肢もなく、その理由を尋ねることすら許されていなかった。
青年騎士が、断頭台に登るまでに与えられた一日にも満たない猶予で願ったのは、大切に飼っている鳥を譲り渡すことと、想いを告げることなく胸に封じ込めていた、片想いの友人へ処女を捧げることだった。
片想い→すれ違い両片想いへ転ずる物語。
美形で恋多き両刀の騎士×不憫で健気な清廉な騎士
彼らを救うべく、今、時が動き始める。
作者の定義では、ハピエンの物語です。
人によっては、そう思えない場合もございます。
願わくば、最後までお読みいただき、物語の結末を見届けて頂けたら、何よりも幸いです。
残酷な描写があります。ご注意ください。
※アルファポリスの第11回BL小説大賞に参加しています。
アルファポリスの方では少し先の方まで公開しております。
公開に際して、折本を作ってみました。11月中はネップリで印刷できるようにする予定です。
『あの子が囀る日がくるように。』
【ローソン・ファミマ】
12/2(土)まで
RRW279N6KY
【セブンイレブン】
11/30(木)
26361398
『酒を酌み交わす夜に。』
【ファミマ】
12/2(土)まで
ローソン・ファミマ
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【セブンイレブン】
11/30(木)
予約番号:40183492
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-28 20:00:00
34736文字
会話率:42%
「そうだ。死ぬ前に一度だけ、好きな人に抱いてもらおう」
夕方、宮廷の一室に呼び出された青年騎士は、「明日の朝、王子の代わりに断頭台に登れ」と命令される。十代半ばから王子の身代りを勤めていた青年には、その命令を断る選択肢もなく、その理由を
尋ねることすら許されていなかった。
青年騎士が、断頭台に登るまでに与えられた一日にも満たない猶予で願ったのは、大切に飼っている鳥を譲り渡すことと、想いを告げることなく胸に封じ込めていた、片想いの友人へ処女を捧げることだった。
片想い→すれ違い両片想いへ転ずる物語。
美形で恋多き両刀の騎士×不憫で健気な清廉な騎士
※この物語の結末は最初に示唆されている通りに主人公の首が刎ねられます。
ですが、主人公は多幸感のままに自身の役目を果たします。
一応作者の定義では、ハピエンの物語です。
残酷な描写があります。ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-31 16:04:18
18594文字
会話率:27%
エリートの宮廷魔法使いとなったかつての弟子×十八の年で不老となった大魔法使い。
長すぎた初恋から始まる、焦れ焦れの恋の行方。
**
大魔法使いであるアシュレイは、初恋だった男の子どもを弟子に取り、森で静かな日々を送っていた。
十五才にな
った弟子を王立魔法学院に送り込んで、早七年。王都で大人になった弟子と再会したものの、物わかりの良かったはずの子どもは、なんだか妙に擦れた感じになっていて……?
ゆるゆるハッピーエンド。子どものころからの初恋を拗らせた攻めがツンデレしたり、悩んだりしながらも、師匠でもある受けに認めてもらおうとがんばる話です。
R18展開は後半(攻めが大人に成長して)からになります。
※他サイトにも掲載している重複投稿作品になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-21 19:41:21
196636文字
会話率:42%
■■大人になったかつての弟子×不老の魔法使い■■
人嫌いの変人と評される不老の大魔法使いアシュレイ・アトウッドには、唯一愛した男がいた。不老の原因となった男である。
けれど、そんな激情も過去のこと。ひとり静かに森で暮らしていたアシュレ
イだったが、その男――イーサンが七つの息子を弟子に取ってくれと言い出したことで、またも人生が一変することになる。
引き受けてから、王立魔法学院に入学する年になるまでの八年間。慣れないながらも精いっぱいの愛情で、アシュレイは弟子を育てた。そばに置けば置くほど、かわいく思うようになってしまったからだ。
弟子であるテオバルドも、そんなアシュレイに懐いてくれていた。そのはずだったのに、七年ぶりに再会した二十二才のテオバルドはなんだか妙にそっけない。
遅れてきた反抗期と呑気に構えていたアシュレイだったが、自分はもう子どもではないのだと迫られて――!?
「もう、あなたの年を越えました。だから、師匠。ひとりの男として、私を見てください」
エリートの宮廷魔法使いとなったかつての弟子×十八の年で不老となった大魔法使い。
長すぎた初恋からはじまる、焦れ焦れの恋の行方。
**
※ゆるゆるハッピーエンド。子どものころからの初恋を拗らせている攻めがツンデレしたり、悩んだりしながらも、師匠でもある受けに認めてもらおうとがんばる話です。
※R18展開は後半(攻めが大人に成長して)からになります。
※アルファポリスさんで先行連載している作品を転載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-10 09:10:28
2340文字
会話率:32%
地味なくせに態度が悪いことで有名な宮廷魔導師リノエッテ。次期魔導師長候補ということもあり、優秀だが平民出身ということもあって貴族社会の王城では婚約者もいないまま適齢期を過ぎようとしていた。
そんなリノエッテはある日、遊び人で有名な騎士、ヤコ
ブに誤って依頼で作った催淫薬を浴びせてしまう。
異性に免疫がないリノエッテはヤコブに押されてしまい、犬に噛まれたと思ってその夜のことは忘れようとするが……。
「ヤリ捨てなんてひどーい」
一方的に粘着されるリノエッテと、執念深いヤコブが体の関係から恋をするまでの話。
主人公コンビがどっちもまともではないです。
※がついてるエピソードがR指定のシーンになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-09 23:00:00
16908文字
会話率:38%
触れると人の心が読めるという不思議は力を持つ紅花は十六歳が間近に迫ったある日、隣町へ使いに来ていた帰り道の山中で暴漢に襲われかけた事から重大な事実を知ることになり、家出を決意する。
ただひたすら町から遠ざかっていき、山林で隣国【花京】の皇
帝、李偉と出逢う。
李偉は紅花から逃げてきた経緯や秘めている力の話を聞くと、ある出来事に利用出来るからと共に宮廷に来るよう命じ、紅花には花嫁候補として後宮に潜り込んで候補者の真意を読み取らせて無欲な女性を探すように言いつけるのだけど、李偉の本当の目的は別にあったーー。
愛を知らない皇帝と、不遇な環境で育った少女の身分違いの年の差ラブストーリー
*こちらは以前、別名義にて公開していたものを改題、改稿をしています。他サイトにも公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-02 02:27:47
7345文字
会話率:43%
【一章のみ公開予定】
宦官として国に使える為に宮廷入りした。
なのに初日から宦側室として陛下に使える事に。
見えない嫉妬と陰謀の渦の中、早くに立場を得た。
けれども陛下は頼りない。
真に頼れる者は何も居ない…
⚠️約3年間別サイトにて
休みながら連載していた作品です。
現状完結していません。
※全て創作であり事実にある物とはすこっしもかすってすらいません。
※宦側室など創作言葉多用。
※時代物ではなく、パラレル物と思って心を広く読んでいただけたら幸いです。
※結果的に固定カップルではありません。(実質的な一夫多妻、身体での繋がりと心での繋がりなど。)
結末で繋がっている者が誰かは現在の作者も分かっておりません。
※男性妊娠、男性出産のシーンがあります。
二部後より。
※作者は腐女子です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-07 03:00:00
55987文字
会話率:33%
魔力がないため不便ではあるものの、真面目に仕事をして過ごしていた私だったが、こんなおじさんのどこを気に入ったのか宮廷魔術師が私に結婚を迫ってきます。
戸惑いながら流されながら?愛を育みます。
最終更新:2023-10-05 21:00:00
26120文字
会話率:62%
地上を捨てた人類が暮らす、地下大深部の高度循環型都市「アルコロジー」。
そこで気楽なサラリーマン生活を送っていた俺に、管理局から一通の辞令が下された。
地上への帰還事業の一環とやらで、連絡員として向こうの様子を探って来いという事らしい。
冗
談じゃない。ひ弱な事務屋にそんな役目が務まるかよと思いつつ、未練たらたら不承不承に故郷を出ると、待っていたのは、不老不死の女神が統治する、恩讐と陰謀渦巻く剣と魔法の世界。
そこで出会った胡散臭い連中と共に、「神々」の謎に挑む羽目になったが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-01 10:00:00
1645029文字
会話率:47%
宮廷錬金術師のリーは極秘で強力な媚薬を作れと依頼された。その依頼主が、騎士団エースの騎士様だって?熊にも効く媚薬って、騎士団長でも押し倒すつもりか。まあ事情は聞かんことにして、とりあえず手は抜かずに作ったんだけど……。【キラキラ美形マッチョ
攻×平凡おじさん受 おじさんが媚薬でメス堕ちセックスされる話です】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-10 07:00:00
10632文字
会話率:43%
獣人に好かれる匂いをもつ、リンジェーラ=ベルタス
それが原因により起きた事件で、宮廷薬師に拾われ、宮廷魔導師団おかかえの薬師(調香師)として働いている。自分の匂いを誤魔化すため、獣人に嫌煙される匂いをまといながらも、宮廷騎士団副長の白狼
獣人と結ばれるまでのストーリー。
*誤字脱字、設定などの不可解な点はご容赦ください。
だだの自己満作品です。
R18の場合*をつけます!アルファポリスにも掲載中!
1作目<好きな人は兄のライバル〜魔導師団団長編〜>【完結】後日談は継続中
2作目<好きな人は姉への求婚者!?〜魔導騎士編〜>【完結】
この話の別カプ〈獣人の番!?勝手に結んだ婚約なんて破棄してやる!〜騎士団長の求愛と番の攻防〜〉にも掲載中
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-01 21:45:59
142333文字
会話率:41%
この地獄は死んだら終わるのか――――。
マリッサはマーズ王国の宮廷魔法士だ。6歳から戦場へ連れていかれ、魔法で多くの人間を殺してきた。見た目や出生を疎まれる日々。安らぎはなく、小さな希望を抱いたところで、それらは権力者に容易く摘み取られる
。そんな日々を感情すらマヒした状態で過ごしていた。
その日、マリッサは捨てられた。鹿を狩るような感覚でオークを狩りに来た王に付き合わされたが、思っていたよりオークは余程強かった。王がその死地から逃れるために、マリッサはそこで死ぬまで戦う事を命じられたのだ。
自分でも驚くほど、必死に抗うマリッサ。それでも、ついにオークに捕らえられ裸に剥かれてしまう。
もうだめか――――、諦めた瞬間、空気の破裂するような音をさせ、すべての生き物が動きを止めた。
生き物が肉塊に変わった世界で、彼女を覗き込んだのは喜色を浮かべた美しいアラクネだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-26 18:00:00
320113文字
会話率:39%
※催眠シーンに没入して読者が催眠状態になる可能性が報告されています。安全な場所でお読みいただけるようお願いします。
この作品には一部フィクションが含まれています。リアル催眠術師が書いているため、フィクションでない部分もたくさんあります。
百合要素の比率が減って来たのでガールズラブタグを外しましたが、若干含まれているのでご了承ください。
想像力がそのまま魔法になる異世界――。
催眠状態では想像力と集中力が高まり、通常よりはるかに強力な魔術を行使できる!?
宮廷魔術師ミリセンティアは、異世界から来た催眠術師の力に目を付けた。
「――その術、私にもできますか?」
異世界転生から始まるドロドロイチャラブ催眠エッチストーリー。
催眠音声「リアル術師の通話催眠体験」脚本から7年――。
「ぱ。」が送る、危険球ギリギリの催眠えっちストーリーが今、始まる。
催眠描写に異常にこだわった一作。ちゃんとエッチしろ! ごめんなさい!
☆はエッチな催眠シーンのある回。★は催眠を使った直接的なエッチシーンのある回。
※はキャライメージ用に、AI製の挿絵を入れてみた回です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-24 01:16:55
466399文字
会話率:62%
●小説版1、2巻絶賛発売中
●わた・るぅー先生によるコミック版、4月26日発売のヤングドラゴンエイジ誌にてスタート!
帝国占領下の王都ヴェスタ。
そこで、幼女を救うために命を落とした元宮廷魔術師の浮浪者オズマは、三百年後の世界に転生した。
暗い森の中で目を覚ますオズマ。
彼を迎えに来たという女騎士とメイドに案内されて、オズマは訳の分からないまま女王に謁見する。そして女王は彼にこう告げた。
「大英雄オズマさま、この国は我が祖先がアナタの為にこしらえたもの。この国は土の一かけら、草木の一本に到るまで全てが、御身の為にのみ存在するのです。アナタとの子を宿すことこそ、王家の悲願! さあ、我が娘たちに子種をお与えください!」
どういうわけか、三百年後の世界では、オズマは伝説の大英雄として祭り上げられていたのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-14 16:12:35
294221文字
会話率:38%
宮廷魔術師のダマは、重症を負ったバルク第二王子の治療を依頼された。
王子と幼馴染でもあるダマは「魔法のキス」で癒やすため、正体を隠すことを条件にひきうける。しかし、王子は唇の怪我でキスが出来なかった。焦ったダマは、王子に迫り、あらぬ場所
にキスをして癒す。
戦争の危機が迫る故郷にダマは旅立った。しかし追いかけてきた王子の溺愛に、過去の婚約破棄でかたくなだったダマの心も体も溶かされていき……。そんななか二人は国を揺るがす大騒動に巻き込まれる。
異世界ファンタジー風、初恋執着ラブコメ
女性優位の性描写があります。前書きがある回は特にご注意ください。R18シーンに★折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 16:34:05
101096文字
会話率:34%
舞台は西暦2800年代。
世界は政治、経済、そして文化のグローバル化並びにボーダーレス化が進み、従来の「国境「国家」という概念が意味をなさなくなっていた。
数百年間にわたる争いの結果、世界は従来の国家から民族中心の国家に再編された。
欧州大
陸では、旧ドイツ、旧オーストリアなどゲルマン系民族の貴族層・上流階級は、旧ロシア、かつてのユーゴなど牛耳るスラブ系民族の経済実力者と共同戦線を締結し「神聖プレアガーツ=ホッフンヌング連邦帝国」を建国し、旧イギリスが中心の「北海・バルト連合王国」、旧フランスと旧スペインが中心となって建国した「ラテン帝国」と、欧州内で覇権争いをしていた。
建国から400年近く経った「神聖プレアガーツ=ホッフンヌング連邦帝国」では、さまざまな制度矛盾が起きていたが、国内で起こる改革の動きは、そのつど利権を握る勢力によって潰されてきた。しかし改革を求める国民の声は次第に高まり、政府も貴族も、その動きをおさえられなくなってゆく。そんな中、貴族社会から「国民のための政府を作る」ことを企図する勢力が勃興し、徐々に力を持っていく。そしてその渦中にいたのは、とある姫君だった……
以前「小説になろう」本体に75回にわたっていて連載していましたが、諸々の事情で連載を中断していました。
再開にあたり、構成やキャラクター設定を大幅に見直し、掲載を「小説になろう」から「ミッドナイトノベルズ」に変更して、新たに連載いたします。
「ミッドナイトノベルズ」で連載を再開したのは、過激な性描写があるからです。
読者の皆さま、よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-29 15:32:43
275765文字
会話率:35%
「――あなたに夜伽を命じます」
無能なお飾り女王と呼ばれているベルミカは、『悪辣宰相』と名高い男にそう告げた。
修道院育ちの公爵令嬢だったベルミカは、数奇な運命により十六歳で女王となった。即位から四年後、右も左も分からなかった宮廷にも
ようやく慣れ、束の間の安寧を得ていたベルミカだったが、新たに就任した『悪辣宰相』と呼ばれる男の手で、友人も後ろ盾もすべて奪われてしまう。
『悪辣宰相』はベルミカに向かい、女王などしょせん家畜と同じと告げる。番う男を選び、子を成すように迫られるたベルミカは、怒りと屈辱の中でついに結婚相手を指名する。――それは憎き天敵である『悪辣宰相』その人だった。
※※※※※※※※※※
二十歳の女王と三十二歳の宰相の、歳の差恋愛ものです。具体的な流血シーンはないですが、戦争、暴力、虐待、いじめなどによる、体や心の傷を描写しています。
全年齢版として『小説家になろう』で連載していた同タイトルに、後日談を加えたR18版になります。多少加筆修正等は入れていますが、話の大筋は13話まで全年齢版と同じです。R18シーンは控えめかと思いますが、該当の話には※マークをつけておきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-18 21:22:16
41160文字
会話率:36%
禁軍将軍の衛安侶は皇帝の命をうけてある事件の調査のため、市井で有名な林塵中を訪ねる。そこにいたのは、十年前に失踪した知己と瓜二つの男であった。しかし似ているのは顔だけで、林塵中は日々酒を飲み、人を弄ぶような人物であった。そんな彼に振り回され
ながらも、衛安侶は次第に惹かれていく。
事件を追うにつれて、失踪した知己と林塵中の過去、そして宮廷の権力闘争と国を大きく揺るがした二十五年前の災禍が明らかになり、複雑に絡み合う。
無骨で実直な将軍×放恣で秀麗な風流人
※この物語はフィクションです。実在の人物、地名、組織などとは関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-16 23:00:00
79975文字
会話率:45%
これといった後ろ盾を持たない第八王子のライルは、母が死んだ6歳の時から宮廷内で無き者として扱われていた。
ライルはある日、祝い事に招かれた吟遊詩人のアルフィと出会い、その優しさと豊富な知識に惹かれていく。
最終更新:2023-07-10 19:22:52
10061文字
会話率:50%
産まれてから今まで、挫折や困難を味わった事のない退屈な日常を過ごす宮廷魔術師のアイシア。
彼女の思い通りに進まない事柄は存在せず、毎日淡々と仕事を処理して生活していた。
ある日、調教をテーマとした官能小説に出会い、彼女の人生は一変する。
最終更新:2023-07-10 15:58:22
117927文字
会話率:45%