婚約者はいるが、所詮父親同士その時のノリで交わしたものでしょそう思っていたミリアリア。だって婚約者は、公爵家次男で、社交界一の美男子。そんな人と釣り合う身分も美貌も持ち合わせていないし、彼の女性遍歴を知っている身としては、とっくの昔に婚約な
んて彼の虫除けのための口実でしょ?と悟っていた・・・はずだった。
だが、16歳の誕生日を控えた彼女は、そのなんちゃって婚約者と本当に結婚しなければいけないと知って・・・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-11 11:59:39
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