マシュカリア藩王国では、藩王の子をなすための「夏の休暇」が毎年恒例だ。藩王に献上される女たちは、最高の性技を仕込まれた「商品」。そして、一度藩王の精を受ければ「穢れた」とみなされ、二度と相まみえることはない――それが、この国の絶対的な掟だ。
性豪と名高い藩王カランは、今年もまた、政商サハトゥリスが差し出す「極上品」の女たちと戯れるはずだった。だが、彼の前に現れた少女のような女、**イオレア**に、カランは狂おしいほど魅入られる。
幼い見た目とは裏腹に、イオレアは口淫のためにすべての歯を抜かれていた。その口を使って究極の献身を見せるイオレア。その純真さと背徳的な魅力に囚われたカランは、衝動のまま彼女の中で快楽に溺れ、藩王国の禁忌を破ってしまう。
一度穢れたはずのイオレアを「使い捨て」にしようとするサハトゥリスに激しく抗い、カランは彼女を自らの腕の中に抱きしめる。そして、イオレアもまた、自らのすべてを藩王に捧げたいと願う。
これは、タブーを犯してまでも一人の女に執着した性豪藩王と、彼に身も心も捧げた献上品の女が織りなす、背徳と愛の物語。
**「藩王様、私のヴァージン、すべてあなたに差し上げたい」** 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-08-08T22:10:00 13462文字 会話率:32%
草原に住むスプライト、エメット姫は空想好きな少女だった。
中原のカーン帝国は分裂の危機にあり、内戦で二大勢力のどちらへ味方するのか、エメットのカン国(藩王国)でも決断に迫られつつあった。しかし、彼女は先祖、伝説の女王アムダリア1世の事を英雄
譚を空想して過去に思いを馳せるのだった。
過去、二世紀のカーン帝国の歴史が今、語られる。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-29T19:40:51 12028文字 会話率:37%