こちらの作品は『明け方に愛される月』の後日談的SS集となっております。本編をたくさんの方に読んでいただきましたお礼に、ささやかですが感謝の気持ちを込めて、彼らのその後を少し書いてみました。お楽しみいただけたら嬉しいです!
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投稿しています。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-21 20:00:00
24196文字
会話率:27%
幼い頃に母を亡くし、叔父の家に引き取られた佳人は、養子としての負い目と、実子である義弟、誠への引け目から孤独な子供時代を過ごした。高校卒業と同時に家を出た佳人は、板前の修業をしながら孤独な日々を送っていたが、ある日、精神的ストレスから過換気
の発作を起こしたところを芳崎と名乗る男に助けられる。芳崎にお礼の料理を振舞ったことで二人は親しくなり、次第に恋仲のようになる。芳崎の優しさに包まれ、初めての安らぎと幸せを感じていた佳人だったが、ある日、芳崎と誠が密かに会っているという噂を聞いてしまう。
「兄さん、俺、男の人を好きになった」
誰からも愛される義弟からそう告げられたとき、佳人は言葉を失うほどの衝撃を受け――。
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-11 12:00:00
72870文字
会話率:40%