小説家である私、フリズィ・オーソレスの部屋に降りたった黒猫は、少し隈がひどいが貴族のような美貌の男へと変わった。自らをグールだと言う男・フェロンは、同族のお嫁さんを探していると言い、雌の仲間が訪ねて来るかもしれないからと私の隣の部屋へ引っ越
して来る。ねえ、貴方うちで新聞を読んで行くのはいいけれど、猫ちゃんになって撫でさせてよね! ※軽度相貌失認と能力の低さゆえに小説家になるしかなかった天涯孤独引きこもり労働者階級ヒロインと、同族の雌と結婚しなければならない人食いの身で好きとか言えない、上流階級悪党ヒーローのもだもだする恋の話。 最初は余裕のある女慣れしたヒーローが次第に募る恋心と性欲に悩み切なくなったり人外理由で葛藤したり。革命とか軍とか暗躍とかを添えて。 ※グロ度低めハピエン(ただし喰われる)。 ※R18描写にはタイトルに※印をつけています(なかなかやらないけど)。 ※イラストのあるページには■をつけています。 ※作者的に面白いのは23.24話と30〜42話あたり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-18 18:02:12
205427文字
会話率:31%
私はディフォリ、ごく普通の女。ただ一つ普通と違うのは、幼馴染でもある私の夫が稀代の大天才魔術士プロディジーだということ。そして私は魔物に襲われて死んだ筈、なのになんで今私は夫に口付けをされて目覚めたんだろう。――――あ、やっぱり私、死んだの
!? ※ヒロインが死者、ゆえに屍姦 ※死者ゆえに微グロ ※ヒーローの愛が重め&倫理観が特殊 ※読み手にループの概念が必要 ※死後も溺愛されたい人、自分の死を悲しまれたい人向け ※エロ薄めノーマル(ただし屍姦) ※この小説は2017年9月 なろうに短編として投稿した作品にR18シーンを足したものです、既読の方が読み直す程の変更はありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-21 21:05:38
16073文字
会話率:39%