父親がヤクザの組長である信弥は、実家の家業を横目にカフェを営んでいたが、突然組の跡目として皆に披露すると言われて反発する。家を飛び出した信弥をたった一人で捜し出したのは、実家に住み込む若い組員の泰之だった。
従順でおとなしい犬のようだった泰
之は、信弥にこう提案してくる。あんたを見逃す代わりに、あんたを好き勝手に扱っていいと許可してくれ、と。渋々承諾した信弥に、泰之は――。
*マークがついた回には性描写が含まれます。自サイトからの転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-23 00:00:00
97135文字
会話率:37%
全てが崩壊して生物の消え去った世界に、取り残された少年と少女。かつて高校の後輩と先輩だった二人の関係は、終わり往く世界で主人と犬になっていた。
先輩を「飼う」少年と、鎖に繋がれた牝犬の少女。
二人が踏み出すこれからの世界。
最終更新:2013-03-15 21:00:00
37081文字
会話率:29%