ラクシャ公爵家の養子であるキャロルは、義父であるラクシャ公爵から箱に入った状態で十歳年下のリアル箱入り娘(段ボールにて梱包されていた)・マリーを婚約者にあてがわれる。左半分を仮面で隠した彼女。しかし、出会った時は9歳な彼女。
出会った頃キ
ャロルは自分の義理の母に初恋中で、義父である公爵からしっかり牽制をされる。
しかし、時は流れて彼はしっかりその娘に恋をしました。でもその娘は『この世に存在しない』名前の娘さんでした。
その日、キャロルはマリーさんを襲おうとして記憶を失いました。キャロルは『存在するけれど、この世にいない』男になりました。
そして、その目で見た彼女は綺麗な人だった。
さらに言うなら、彼は特殊性癖を覚醒させてしまいました。
娘さんに罵られたいと願いごとを記憶喪失初日で告白して。
さぁ、大変。若き仮想敵国の新米公爵閣下のせいで家は大混乱。新米公爵閣下は呪力も失っていました。マリーさんは超母権主義の西の国が最大の仮想敵国である父権主義の南の国との争いに勝つために、魔術を使えるけれど魔法を使えないのが国民の西の国が『魔法使い』を生み出すために生み出した実験体だという秘密があったりと。しかも『仲良しさん』になるためのデートしていたら、残党に見つかってしまいトラブルに巻き込まれるわ。
自分の力で解決しなければならないなんて。大変です。
最大の仮想敵国出身の公爵と、その仮想敵国を倒すために生み出した『魔法使い』もどきのマリーさんはトラブルと自分の性癖との間に大変です。
記憶喪失になった『名前があるけど、この世に存在しない』彼と、『名前がないけれど、この世に存在する』彼女は無事に恋ができるのかな話です。
娘さんの左半分はしっかり醜くいですが、彼の性癖には刺さるので大丈夫っす。ただこの左半分が隠れていれば見つからなかったのですが、性癖に負けたキャロル君がやらかしたんです。原因は、キャロル君の性癖です。
記憶をなくすまでがキャロル君で、記憶を無くしてからがマリーさんの視点で行きたいと思います。
キャロル君は真面目さんで、マリーさんは楽天家です。
二人は、焼きそばパンとおにぎりが好きな仲良しさんです。
ハッピーエンドで終わります。
※タイトル変更しました。
よろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-09 20:52:39
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