「俺の世界には志帆と、ピアノしかなかった―――」。
幼馴染として育ったヴァイオリニスト・月村志帆とピアニスト・黒崎響。
ともに“神童”と呼ばれた二人は、雨の日に交わしたひそやかなキスの余韻も消えぬうちに、父親同士の確執によって引き裂かれる。
志帆はニューヨーク、響はベルリンへ。
16歳になった志帆と18歳の響は、エリザベート王妃国際音楽コンクールで再会する。
離れても志帆は響への想いを募らせていたが、再会した響は敏腕プロデューサー、イザベラ・ヴィスコンティのもとでモデル兼ピアニストとして名を馳せ、ヨーロッパ社交界で「Glacial Prince(冷徹な王子)」と呼ばれるほどの演奏家へと変貌していた。
「日本の古い知り合いだ」。
過去の思い出を封じるような彼の冷たい言動に、心を砕かれる志帆。
しかし彼の瞳の奥には、志帆を喰らい尽くしたいほどのどす黒い独占欲が渦巻いていた。
拒絶された絶望を「慈愛」の音楽へと昇華させ、世界的なヴァイオリニストとして強く美しく変貌していく志帆。 その輝きが増すほどに、響の理性は限界へと追い詰められていく―――。
過酷な演奏活動でスランプに陥った響を救うため、パンデミックの中、ショパンが愛したマヨルカ島へ旅をする志帆と響。
島での嵐の夜。 志帆の無防備な献身が、響が理性で繋ぎ止めていた「獣」の鎖を、ついに引きちぎってしまう。
「友達? ……無理だ。俺はずっと、お前を犯したかった」
愛するあまり、その初めての夜のすべてを密かに録音するという狂気。 しかし翌朝、ひとつの誤解が二人を決定的に引き裂いていく。
【理性崩壊】×【執着】×【禁断の誤解】
誤解からすれ違う二人の天才が、音楽と肉体を通して魂をぶつけ合う、極上のラブロマンス。
傷つきながら聖女へと成長するヴァイオリニストと、愛ゆえに孤独な獣となったピアニスト。 遠回りの果てに、二人が真実を知り、ワルシャワの夜に結ばれるまでの物語。
※血の繋がりはありません
※R18のある回は☆で記載します 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-02-26T23:12:11 239529文字 会話率:18%
風邪を引いて寝込んだ蒼の看病をする律音。
熱に浮かされた蒼は、普段よりも無防備で、距離が近い。
触れたい。けれど、触れてはいけない。
理性と欲情の間で揺れる律音と、甘えた声で想いをこぼす蒼。
熱が下がれば、きっと戻ってしまうこの距離の中で、
ふたりはほんの少しだけ、互いの気持ちに触れていく。
※本作は『渡守綺譚』の世界観をもとにした短編SSです。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2026-01-16T23:04:59 4067文字 会話率:22%
男しかいない世界に産まれた地方貴族の三男ラーナは、国王の後宮に入れられお渡りもないまま目立たずひそやかに生きていた。
そんなラーナが王から溺愛されるまで。
*アルファポリスにも掲載しております
最終更新:2025-12-23T00:00:02 21387文字 会話率:51%
今日も秘密の場所で、体を重ねる篠原悠真と橘芽衣。
クラスでは、無理に目立とうとせず誰とでも一歩引いた距離を保つ悠真と、正反対に明るく笑顔で周囲から慕われる人気者の芽衣。
そんな二人は、誰にも言えない恋人同士。
家でも、外でも。二人きりに
なった瞬間、互いを抑えきれずに求め合う。
体を重ねるたびに、求めるものは激しい欲望へと変わっていく――。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-08-29T16:00:03 64887文字 会話率:33%
雨の夜。静まり返った洋館の一室で、少女はひとり、小さな焼き芋と向き合っていた。
その芋が持つ、甘くて熱い誘惑に、身体の奥がひそやかに疼き出す――。
「この芋を、お皿ではなく……わたしの中で味わったなら?」
湯気の立つ焼き芋と、潤んだ“も
うひとつの口”。
誰にも見られないはずの空間で、羞恥と快感が混ざり合っていく。
それは、ひとつの焼き芋が導いた、少女の変態的覚醒の物語。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-08-28T01:59:47 1492文字 会話率:20%
先輩のために尽くすことが、なによりの幸せ。
後輩のひよりは、心からそう信じていた。
“命令してくれること”がうれしい。
“役に立てること”が誇り。
“求められること”が、女としての証――
少しずつ深まっていく身体の関係のなかで、
ひ
よりの奉仕は、ただの献身ではなく、
「彼のそばにいたい」「必要とされたい」願いそのものになっていく。
そんな彼女に対し、先輩もまた気づきはじめる。
ひよりの“従順さ”が、ただ優しいだけのものじゃないことに。
それは信頼であり、誇りであり、
そして――ふたりを繋ぐ、誰にも触れられない“愛の形”だった。
日常の中にひそやかに息づく、
甘やかしと服従が溶け合う恋のかたち。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13T17:48:04 9870文字 会話率:43%
任務優先、命令絶対、感情は二の次。
前線の軍部隊で生き抜くには、それが常識だった。
元スラム出身の斥候、リシャ・アイゼルは、推薦により「王都騎士団・第七団所属、前線指揮隊」へ配属される。寡黙で冷徹、鉄壁と評される団長ユージーン・ヴァルクナ
ーのもと、彼女は静かに任務をこなしていく。
命の危機を共にするたび、言葉少なな信頼が積み重なる。
きっかけは戦場だけではなかった――携行食を分け合い、食事を囲む短い時間に、ふたりの距離は少しずつ“任務の外側”へと滲んでいく。
これは、「名前を呼ぶ」ことから始まる、ひそやかな関係の物語。
——任務中には、感情を持ち込まないこと。ずっと、それが当たり前だと思っていた。
※なろう公開の同タイトルにR18部分を加筆調整したものになります。下記マークが無いページはなろう版と同じ内容です※
加筆あり(微調整レベル):☆
新規追加ページ:★ 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02T12:50:00 133319文字 会話率:20%
時を越えて燃える灯──
これは、語られなかった「火の継承譚」。
かつて火を神聖視したゾロアスターの聖地アゼルバイジャン。
現代の日本に生きる若者たちの胸にも、
形なき灯はひそやかに揺れていた。
**
古代と現代、男と男、心と身体。
制
度では測れない「交差」があった。
灯を交わしただけで、罪とされる時代があった。
けれど灯された火は、消されても、残った。
名を持たず、許されず、それでも受け継がれた。
**
これは、
“交わり”の奥に生まれた灯が、
「語られなかったまなざし」を通して、
幾世代の魂を渡っていく物語。
**
裁きに抗えなかった者たちの沈黙が、
いま静かに、言葉になる。
たしかにここに、「火があった」と伝えるために。
**
──それでも灯は、渡された。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-07T11:58:38 10205文字 会話率:13%
---たかやとふきこは、前回のデパートでの出来事から、ひそやかな絆を育んでいた。---
前回作成したデパートデートの第2段です。
やれなかったことや、細かい描写を引き伸ばしたりとより深入りした理想的なカップル像(カップルではないのですが)
に仕上げてみました。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25T04:39:58 21093文字 会話率:4%
【エロシーンには※印がついています】
お急ぎの方や濃厚なエロシーンが見たい方はタイトルに「※」がついている話をどうぞ。読者の皆様のお気に入りのお楽しみシーンを見つけてくださいね。
【ストーリー】
見覚えのあるレインコート。鎌ヶ谷翔太の胸が
高鳴る。
会社を半休で抜け出した平日午後。雨がそぼ降る駅で待ち合わせたのは、従姉の人妻、藤沢あかねだった。
手をつないで歩きだす二人には、翔太は恋人と、あかねは夫との、それぞれ愛の暮らしと違う『もう一つの愛の暮らし』がある。
親族同士の結ばれないが離れがたい、二人だけのひそやかな関係。そして、会うたびにさらけだす『むき出しの欲望』は、お互いをますます離れがたくする。
いつまで二人だけの関係を続けられるか、という不安と、従姉への抑えきれない愛情を抱えながら、翔太はあかねを抱き寄せる……
托卵人妻と従弟の青年の、抜け出すことができない愛の関係を描いた物語。
◆登場人物
・ 鎌ヶ谷翔太(26) パルサーソリューションズ勤務の営業マン
・ 藤沢あかね(29) 三和ケミカル勤務の経営企画員
・ 八幡栞 (28) パルサーソリューションズ勤務の業務管理部員。翔太の彼女
・ 藤沢茂 (34) シャインメディカル医療機器勤務の経理マン。あかねの夫。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-08T21:41:56 23013文字 会話率:30%
荷運びをして日々を暮らしているアレクシは、ある夜、仕事の帰りに通った荒野で何かを捨てていく馬車を見かけた。
もしも人だとしたら、確認しないで帰ったら一生後悔すると思った彼が近づくと、それはやつれてぼさぼさの髪に薄汚れた服を身に着けた若い女性
だった。
女性の名はイヴェット。隣国ロンペテスで悪事を繰り返した彼女は、国外追放になったのだと言う。
捨て置けずにイヴェットを連れ帰ったアレクシもロンペテスの出身だったが、彼にも思い出したくない過去があった。
アレクシとイヴェットが心を通わせて、遠い土地で幸せになるお話です。
元の話 https://novel18.syosetu.com/n4495ij/ を書いた時には、追放されたイヴェットはきっと野垂れ死んだし、アレクシはその世界ではただのモブ、くらいの設定だったのですが、もしも追放されたイヴェットも、結局アレクシが運命だったら!? と思い立って書いたif設定です。
元の話は読んでいなくても大丈夫です。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-07T20:00:00 126608文字 会話率:33%
優等生な幼馴染みカップルの、ひそやかな遊び。
(※アルファポリス様にも転載しています。)
最終更新:2023-12-26T20:30:09 8091文字 会話率:48%
王都の端にある一年の半分が雪に覆われる未開の地にて、魔法士のシャオは追放された『元王子』のアランと2人で暮らしていた
ひそやかに暮らす二人の元にルカと言う平民の魔法士がシャオの壊した結界を敷き直しにやってくる
春まで滞在するというルカに
アランが取られるのではとヤキモキするシャオだったが、その出会いがアランとシャオの関係が変わるきっかけとなる――
追放された病み上がりの王子×世界最恐の魔法士
無口攻め×一途受け
※R15多めです
※エブリスタにも投稿してあります!
(表紙があったり、特典的な関係で番外編がこっちよりも多かったりします) 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-21T16:00:05 169633文字 会話率:37%
Ωである雅人は、中等部の入学式の日、αである後輩に恋をした。
最終更新:2020-10-27T10:00:00 12323文字 会話率:36%
侯爵令嬢のジュリアは結婚したくない。舞踏会のデビューで心無い言葉を聞いたせいだ。
結婚相手に選ばれないように、古いカーテンで作ったドレスを身に纏い田舎で生活をしている。
だが兄はいよいよ縁談を持ってきた。
「結婚相手はアレク・ハワード王子だ
よ」
よりによって、結婚したくない理由を作った王子が相手なんて信じられない。
彼が私を選んだのは、きっと遊びたいからだ。結婚したくない計画を遂行します。
そんな話です。
辻褄あってなくても、許してください。残酷描写あります。R18は突然に。
(アルファポリスさまにも投稿します) 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-08T20:23:18 94138文字 会話率:40%
下級貴族の青年×王女。身分違いの甘く切ない、狂おしい恋。
自分の暮らす古城に美しい王女セシリアを迎えることになった、没落辺境領主の青年オスカーは、深夜、自室に突然現れたセシリアから「私と夜を共にしてください」と思いがけず、潤んだ眼差しで懇願
される。夜着をまとっただけのセシリアに、オスカーは自分を抑える事が出来なくなり……。
深い森の中に立つ古城を舞台に、戸惑いながらも自分の立場を省みず、セシリアに強く惹かれながら溺れていく領主の青年の、とろけそうなほどに甘い蜜たっぷりの、官能的でロマンチックなラブラブ純愛物語です。
強引な言葉攻め、軽い調教要素が入ります。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-16T22:09:08 94468文字 会話率:37%
雨の中、屋敷を飛び出した主を、探して連れ帰った執事。内に秘めた想いは、どこへ。
※みきまろさん主催の【主帰宅・執事企画】に遅れての参加です。
最終更新:2013-10-23T21:59:51 8777文字 会話率:42%