「知ってるさ。君がゲイじゃないことくらい。しかし、こっち側に引きずり込むことはできる。無理やりにでも」
羞恥を捨て本能が求めるものに正直になれば、何がそこにあるのだろう?経験したことのない悦楽が待っているのだろうか?
仲森樹はカフェで
店長を務める29歳。常連の年上エリートリーマン多嶋功基に憧れと尊敬のような気持ちを持ってはいるが、恋愛対象は女性である。
何事にも無関心で、執着すらない樹が情熱を注ぐものはただ一つ、コーヒーだった。
そんな樹はあるとき多嶋に夕食に誘われる。
多嶋に憧れていた樹は自分の部屋に多嶋を招き、多嶋に男同士の快楽を教えられ――。
しかし、多嶋は亡くなった恋人がいまだ忘れられずにいた。
身代わりだと知りながらも多嶋に惹かれる樹。
多嶋の亡き恋人に嫉妬し、身代わりでいいから傍に居たいと初めて執着を見せた樹が知った真実は……
初めて知った恋の味は、エスプレッソのように苦く、長く渋い味を残す。
年上リーマン眼鏡攻め × ノンケM受け
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-20 22:42:33
51315文字
会話率:22%
都会から捨てられるように家も、職も、恋人を失った高崎有理は見知らぬ田舎で再起を誓い電車に揺られていた。
次の瞬間突然耳を揺らすほどのブレーキ音と同時に襲われる衝撃。運悪く脱線事故に巻き込まれた有理は目を覚ますとそこは電車内でも、病院でもない
森の中だった。
そして有理を拾ったのは黒髪碧眼の美青年。
ここは現代の日本じゃない。地球でもない。魔術と科学が融合した別の世界だった。
有理はあっさりと故郷を捨て、新たな世界で生きていくことを決めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-16 20:00:00
213984文字
会話率:39%
――どうして、こんな所でこの人に会うのよっ!?
上司である、鈴木 翔一課長と共に訪問した取引先で、赤瀬 紗里奈は会いたくもなかった高校の先輩、加納 大樹と再会する。何とかその出来事をスルーしようとする紗里奈に、現恋人?である鈴木 龍樹副社長
が問い詰めて来る。龍樹に反発する紗里奈に、今度は加納が接近してきて……?
意地っ張りで頑固な彼女と、腹黒で策士な彼の攻防戦。
*ヒロイン鈴木 春奈の親友、営業補佐の赤瀬 紗里奈の物語になります。「逃げまくる私と、追いつめる彼」「囚われた私と、可愛がる彼」の続編です。こちらをお読みいただいてからの方がお話が分かりやすいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-06 01:16:59
72401文字
会話率:51%
――ごめんなさい。誕生日一緒に過ごせません。
突然、恋人の浦部 美也子から届いたメール。九条 晴樹は事の真相を確かめようと、彼女の部屋を訪れるが……?
*前・後編。R18は後半です。
*思い込みの激しい残念女子です。そういう仕様です(笑)
最終更新:2015-07-29 03:23:39
16949文字
会話率:48%
恋人に裏切られた女性と、妻と死別した男性。
愛を失って新しい恋に臆病になっている二人の、大人なのに子どもみたいな恋をするお話。
最終更新:2017-02-22 12:00:00
4620文字
会話率:10%
プロローグ部分(略奪婚)改稿しました。(2/5現在) ストーリは同じですが、切り口が変わっています。順次、1章から改稿していきます。
◇
現代社会で生きていたフィオナは、ある日突然、フィオナを迎えにきた異世界からの騎士に連れ去られた。
実は フィオナは、セイラム国の第一王女だったのだ。フィオナが幼少のころ、王城が陥落した際に、魔導士により救出され、暗殺者の手から守るために、安全な現代社会に隠されていたのだ。 その頃、美しい銀の髪から、「白銀の王子」と呼ばれ、壮麗な美貌を誇る隣国の王子ジュリアンは、商人カイルとして、フィオナと出会う。 ジュリアンは、フィオナに一途な愛情と執着をささげ、なんとしても彼女を手に入れようと画策する。 フィオナを平民と信じていたジュリアンは身分の違いを超えて結婚するために、フィオナを略奪婚により妃として娶ってしまう。 しかし、フィオナには、自国の宮廷内に幼い頃から決められていた婚約者がいた。 どんな障害にもめげずにフィオナを妃に迎えようとするジュリアンの一途な思い。そして、婚約者の誠実で優しい愛情に挟まれて葛藤するフィオナ。 セイラムの宮廷で、強力な地位を誇る婚約者と、隣国の王子との間で、揺れ動く恋。フィオナの最終決断はいかに? 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-28 11:24:27
329602文字
会話率:27%
学園生活二年目の藤島啓一は学業や部活には興味が出ず、授業をサボっては従兄妹の保険医である斎藤和美のいる保健室へと足を運んでいた。そして彼女と同棲をしているうちに身体の関係を持つようになり、事実上恋人の様な生活を続けていた。しかしそんなある
日、保健室にサボりに来た啓一は一人の女子生徒、藤宮沙織と出会う。長身で容姿端麗な彼女は、他の生徒とは違う独特の雰囲気を纏っていて、啓一は彼女にちょっとした興味を持ち始める。しかし彼女はふとした事から啓一が既に成人していて、校則違反や和美と肉体関係にある事を知ってしまうのであった。そしてそんな矢先、沙織が男性教師にレイプされそうになった所を啓一は偶然にも助けてしまう。啓一は友人の小林や悪友の渚たちと協力して、犯人である教員を失脚させようとするのであったが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-18 15:57:16
89254文字
会話率:51%
「恋愛なんてごめんだ」
双子の兄妹である朝日と夕子は、幼い頃、父の裏切りを受けてそう決心した。
しかし、大学生になったある日、朝日は妹に「大切な人ができたの」と告げられる。
自分の同胞を、片割れを失った。この痛みをどこにぶつけれ
ばいいのだろう。
そう悩んでいたところに、幼馴染みの悠がとある提案をする。
「だったら、朝日が彼女にされたことを、彼女にもすればいい」
――その結果始まったのが、男同士の恋人ごっこ。その奇策の行く末は……?
※もとは『BL小説短編集』に載せる予定でしたが、予想外に文字数が増え中編程度になってしまったため、こちらに単体であげています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-17 23:00:00
47914文字
会話率:41%
岡林志依は六年間何となく恋人だった高野孝平を後輩の小嶋紗枝に寝取られてしまった。失恋の痛手を癒そうと一人旅に出かける。朝の散歩を楽しんでいたところ、長髪の男に写真を勝手に撮られ激怒する。気を取り直して観光に行こうとすると、写真を撮った長髪男
室町庄吾が待っていた。*なお悪質ブログ盗用対策としてサブタイトルを前書きにおいてますので、ご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-15 13:44:27
79137文字
会話率:30%
普通の彼氏。
普通のデート。
普通の会話。
だが、その気持ちはいつからだ?
いつから思ってたんだ?
彼氏が女装したいとーーー
最終更新:2017-01-08 00:58:42
572文字
会話率:54%
喪失の千年紀《ミレニアム》は虫の発生と共に始まった。異世界の地球で起きた虫の大量発生は、数々の事件を呼び水にして、国/民族/時間/家族/恋人/友人/すべての情念が絡み合った不協和音のジャズを奏でる。
無能力者の烙印をされた俊介と、至高の予知
能力を持つ美佳、幼馴染の二人は愛しあっていたが――運命がそれを許さなかった。そして運命は、彼らに無慈悲で残酷な形で現れ、千年に及ぶ漂流譚が始まる。
※グロイです。〇チガイな描写が多いですが、作者は正常です(多分)。こういう雰囲気でしか書けないものを書こうと思っています。変なものを読みたい人にオススメです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-04 00:11:41
414832文字
会話率:33%
今年もクリスマスまであと少し。
「今年こそ絶対に恋人と過ごしてやる!」
わずかに残された時間で、なんとか彼氏を作ろうと頑張る果林。
「クリスマスなんて私には関係ない」
なんの期待もせず、淡々と日常を過ごす若菜。
彼女たち二人と、彼女たちを待
ち受ける聖夜の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-01 11:15:56
27354文字
会話率:41%
社会人の風花と大学生の智樹と子猫のお話。
恋人同士でも、時にはちょっとした心のすれ違いもあるのです。
『トワイライト・ストレンジャー』の続編ですが、前作を読まなくても大丈夫だと思います。
最終更新:2016-11-23 18:00:00
9095文字
会話率:52%
そんなに恋愛経験がほしい? じゃあ俺、立候補しようかな、お前の彼氏に。え? この夏だけ? それでもいいよ、楽しい16歳の夏にしようよ。
……双子の兄・諒(まこと)は、親友・甲斐のひと夏の恋人になることになった。
でも、本気でない付き合いに
双子の弟・覚(さとる)は猛反対。
さらに覚の恋人、明日生(あつき)は、必要以上に兄に干渉する覚にやきもき。
一生に一度しかない今年の夏を、みんなどう過ごすのか?
『恋するピアノ』続編です。性描写は少なめです。
日本語のセリフを「」、外国語のセリフを『』で表しています。
以前書いていた話(『長い髪の恋人』)の書き直しです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-25 19:00:00
186172文字
会話率:49%
付き合い始めて六年、同棲三年の恋人誠也の浮気現場を目の当たりにした香織は彼と別れる決意をする。
早瀬香織、28歳。この年で新たに恋をすることなんて出来るのだろうか。
それでも新しい人生を歩み始める――
最終更新:2016-12-11 08:14:18
138280文字
会話率:55%
ハロウィンの夜を境にすべてが変わった。……家も家族も恋人も、そして世界すら。
似て非なるその世界で、徳馬は悲しみを知り痛みを知り愛を知る。
※「美男と野獣*」トリップ編
(注!)美獣シリーズですが、いつもよりもハードテイストかつシリアスです
。キーワードタグに苦手意識を抱かれる方は退避してください。作中時期は、徳馬高一、京高三の秋。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-05 18:08:51
113620文字
会話率:27%
αの数をいかに高めるかが世界各国の最重要課題となっていた。
αとΩの「運命の番(つがい)」からしか、αは生まれない。
そのため、Ωには、自由恋愛は認められず、99.9%の精度を誇る「番(つがい)探索プログラム」がはじき出した「運命のα」と番
うことが法律で決まっていた。
βの俺には、幼馴染みの恋人がいる。
ある日、その恋人が発情して……
※オメガバースの設定に、独自のものを加えています。
※妊娠、出産シーンは無い予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-29 06:22:40
11682文字
会話率:27%
建築学科の大学生のクセに何故か歴史系発掘現場でバイトしていた俺の前に現れたミーナさん。女性のような愛称を持つ彼に一目惚れしたものの、相手は別世界の住人だった。理系大学生と文系社会人のデコボコ恋愛です。
最終更新:2016-11-18 17:00:00
160409文字
会話率:64%
毎年恒例になったクリスマスの告白。
今までは望みの薄そうな断りの返事しかもらえなかったが、これが最後と決めた告白で彼はやっと良い返事をくれた。
これで彼と恋人として幸せな日々が送れる……そう思ったのに、なぜかその日から彼は他の女性を私の待
つ家に連れ込むようになった。
状況が飲み込めない私は彼を信じて毎日彼の元に通い続けたが、彼の態度は変わることがなかった。
私の心は傷つき悲鳴をあげていた時、私の前に1人の男性が現れた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-05 09:55:23
34406文字
会話率:34%
小さな頃からの幼馴染。
一緒にいる時間が長かったせいか、それが当たり前で、自分から離れない存在だと無意識に思っていた。
例え距離が開こうとも、自分が他の誰かと恋人になろうとも、彼女は自分だけを一途に思い続けて、ずっと自分を待ち続けるものだと
思っていた。
だが、それは自分の勝手な思い込みだった。
自分の気持ちに気付かないまま大事な存在を失った、不器用な男の後悔。
※幼馴染の視点が本編です。
■■今回が初投稿となります■■折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-09 11:38:55
68514文字
会話率:37%
片想いが実り、付き合って3年近く。友人からも羨まれる、そんな理想通りの恋愛を僕はしていた。ー・・・はずだった。裏切りを目の当たりにした瞬間、僕が必死で守ってきた全てが壊れた。恋人も友人も失った僕にもうなにも怖いものなどない。どうせなら、全て
壊してしまえ。
舞台は取り調べ室。拗れた愛憎劇をどうぞ。見方で、ハッピーエンドにもバッドエンドにも。
※この作品はアオミドリの個人サイト「いちごジャム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-02 06:25:36
2082文字
会話率:0%
最愛の恋人・雪乃を未だに忘れられないヒカル。
「もう恋愛なんて、できるはずがない。」
ある日ふと立ち寄った花屋に勤める茜とひょんなことから接点を持ち、二人のやり取りが始まる。
最終更新:2016-10-20 17:14:06
6824文字
会話率:27%
【第一章】若く美しい母、悠里は泥酔して同窓会から帰宅した途端、力尽きたように玄関で寝入ってしまった。捲くれ上がったスカートから覗く艶かしい下半身は少年、悠吾の好奇心に火を点す。やがて理性を失い禁忌を犯してしまう少年は秘肉の魅力に取り憑かれて
行った……。
【第二章】母が泥酔して帰宅した事をきっかけに肉の契りを結んでしまった母子は『昨夜の記憶が無い』と言う母の演技によって何事もない日常を取り戻したかに見えた。しかし、母に淡い恋心を抱いてしまった息子、悠吾とその気持ちに気付いてしまった母、悠里。二人は次第に親子の愛情を逸脱して行く……。
【第三章】母の泥酔をきっかけに禁忌を犯した母子は心まで結ばれているかの様にお互いを貪り求め合う。まるで恋人同士の様に甘く濃密な時を重ねて行くが、かつて愛した夫のような嗜虐性を開花させて行く少年と眠っていた被虐性が徐々に目を覚ます母、二人は歪んだ愛を深めて行く……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-05 00:00:00
266867文字
会話率:29%