人を愛する感情を理解できない女、ゆり。
普段は地味で平凡な姿で過ごし、男を誘惑するときだけ装い、性欲の赴くまま男を渡り歩く。
そのゆりの親友、恭介。中学時代からの幼馴染である恭介は、ゆりと同じ異性観を持ち、女を遊び道具とみなす。
歪
んだ異性観を持つ二人は、恋愛感情抜きの固い友情で結ばれている。
その二人と学生時代に再会した同級生、誠。美青年の誠は、秘めた想いを抱えたまま、ゆりと恭介の仲間となる。
男女の友情とは。
人を愛するということは。
☆エロシーン少々あり
※この小説は重複投稿です。
別サイトにて発表済み。
原作品を一部手直しして投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-15 22:00:00
140872文字
会話率:46%
王立魔術学校に通うリュイは、聖人君子のような友人に囲まれ、自分が光の魔術師としては心が汚れすぎていると悩める日々を送っていた。
押し倒されたり後輩に妙に懐かれたり魔物をぶっ倒したりして、「(精神が)硝子の(はずの)魔術師」が、散々な目にあい
ながらも、大切な人を守るため、したたかに成長していく話。(自サイトにも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-13 17:42:14
60151文字
会話率:44%
※この小説は、重複投稿作品です。
人の形に惚れ込んだ男子美大生と彼の友人の尾崎優との物語。
彼女は背が高く、スタイルがいい。同じ学年の幼馴染みである。いつも周りには友人がいて、辺りを太陽のように照らしている。それに引き換え犬飼友広は背が低く
、印象は暗く、友人と呼べる友人は殆どいない。
正反対に位置する友広と優に接点があるとすれば、それは描き手とモデルという関係だけだった。(第一章)
友広は大学内でも指折りの描き手で、その技術だけは周りの人間たちを驚かせていた。
もちろん優も美大生ではあるのだが、何故か描くことよりも描かれることの方が多く、彼女の絵の技術がどれほどのものなのか、それを知っている人間は殆どいない。
ある日、いつものように優をモデルにデッサンを描いていると、唐突に彼女は言った。
「私って、無能なのに綺麗なんだね。」
それは自信の表れのようでもあるし、自身を皮肉っているような言葉でもあった。
優にはコンプレックスがあった。それは、絵が描けないということ。モデルとしてでしかこの学園にいる意味を見いだせない彼女の悩みは切実で、しかし、それでも友広にとっては羨望の眼差しを送るには十分な自信だった。
絵を描くことしかできない友広と、人形のようにモデルになるしかない優の淡い恋愛は始まっていく。(第二章)
段々と打ち解けていく二人の関係は親密なものになり、そしてそれに気が付いた周囲の様子も変わっていった。
足りないものを補うように、自分の欠点を埋め合うように近づいては離れたりを繰り返していく。(第三章)
学園を卒業後、友広は芸術家として顔が売れ始め、優はモデルとして生きていくようになり、必然のように二人の関係は終りを迎えた。それでも、二人は時折お互いを探してしまうのだ。駅のホームやデパートの本屋、喫茶店の窓辺、二人が生活していた部屋の窓の向こう。
手に入れたいものが一番遠くにあって、それは手に入らないと知っていても、求め合ってしまう心の形。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-12 13:43:52
11078文字
会話率:46%
霊感体質の柚之介(ゆずのすけ)は、子供のころから幽霊が見え、さらに彼らから恋愛感情を抱かれていた。高校のときにできた親友の玲央(れお)が霊媒体質だったことから、霊たちが彼にとり憑いては思いを遂げて成仏していった。
親友と肉体関係にあるとは知
らない玲央は、思いを遂げている最中で霊が成仏してしまったことでパニックに陥り、良好な関係に罅が入る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-11 18:00:00
38085文字
会話率:52%
友人が書いた連載小説です。
客観的なご意見がほしく投稿しました。
率直な感想コメントお待ちしています。
主人公、紺部出 鰹【こんぶだし かつお】によって漁港に集められた不良少年達。
そこに突如、不審な男が現れ物語は思わぬ事態に発展してい
く。
謎のキーワード
『ワカメスナイパー』とは。。。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-11 12:56:50
10097文字
会話率:39%
俺、負ける気しないんだけどそれでもいい?
私が提案した“ゲーム”に
夫の親友である“彼”が嗤う
俺が勝ったら、お前は俺の言いなり
自ら打ち出したゲームに
呆気なく負けてしまった私は
約束通り彼のペットに成り下がるハ
メに。
単調でつまらなかった私の日常が
支配的で嫉妬深い“ご主人様”によって
身も心も乱されまくる。
次第に私は不倫だと知りつつ
その快楽にのめり込んでいくー。
でも、気が付くと
いつの間にかペットのはずなのに
大事に扱われているような気がしてきて…?!
※「遊戯の時間」の題名を変更したものです
内容はそのままですのでご注意ください
不倫ものですが泥沼ではありません! 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-11 02:45:22
45619文字
会話率:32%
佐々木慎也はA大学に通う国際大会の出場経験を持つ水泳部のホープである。ある日、慎也は歩きスマホが原因でゲームクリエーターの由紀(ゆき)(♂)と知り合う。由紀の持つ空気の居心地の良さに惹かれて友人として付き合いが始まったが、由紀は秘密を持って
いた。
今回は慎也と由紀の出会いから恋人になるまでの話になります。キス止まりで性描写はありません。R18は続編(未定ですが…)の保険です。ご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-10 08:00:00
19858文字
会話率:61%
大手スーパーに勤める五十嵐は同期の出世頭であった。が、不当な左遷人事に合い本社勤務から店舗へ異動させられる。だが、暗澹たる気持ちで赴いた転勤先には五十嵐の人生を変える青年との出会いが待っていた。やがて惹かれ合う二人だが、青年は心に深い傷を持
っていた…
初オリジナルのBLです。R18は前半は休業状態です。後半はラブラブして欲しいなと思っています。お仕事場面が多めです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-03 08:00:00
83569文字
会話率:63%
夏休み直前の雰囲気に学園は浮き足立っていた。3ヶ月前に編入してきた俺は期末試験でトップだった。友人は天才とバカだ。遠雷企画に参加致しました。
最終更新:2015-07-10 00:04:18
8301文字
会話率:61%
大学生の倉見隆弥は、よく通うカフェの店主・鳴滝千尋のことが気になっている。背が高く顔立ちの良い千尋は他人にほとんど興味を示してこなかった隆弥にとって、特別な存在になっていた。
ある雨の日、困っていた千尋とカフェの常連客を助けたことがきっ
かけで話をするようになる。別の日には千尋に告白した女の子がフラれて出て行くのに出くわし、さらに別の日には千尋の自称親友が現れて隆弥の気持ちを穏やかならざるものへ変える。穏やかではない気持ちが嫉妬だと気付くと、千尋と距離を置こうと考えてカフェに行くことを控えた。
だが千尋はバイト先に現れ、借りた本を返して欲しければ食事をしようと誘う。好きな人からの誘いを断れるわけがない隆弥は千尋と食事し、その帰りに酔った勢いで千尋に口付けをしてしまう。
ますます合わせる顔がなくなった隆弥は千尋から遠ざかろうとするが、別のカフェで飲んだ紅茶に千尋が淹れてくれた紅茶を思い出し、せつなくなる。
そうして数日が過ぎ、隆弥は再び千尋に待ち伏せされ「話をしよう」と言われるがままカフェの二階、彼の家へと案内される。ここで初めて千尋へ告白するが、千尋には答えの代わりにキスをねだられる。激しく戸惑いながらもねだれるがままに口付けると、今度は千尋からの告白を受ける。そうして両想いだとわかったふたりは結ばれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-08 11:04:06
49061文字
会話率:44%
今日で童貞30年目になる今井博人。そんな彼に神様が授けてくださったのは、なんと『性なる力』。それは思い描いた人と望むままのセックスができるという、まさに夢のような力。唯一の条件である『過去一度でも博人に対して性的欲求を抱いたことがある人』で
あればハーレムだって夢じゃない。だからこそよく考えなければと頭を捻るもどこか抜けている主人公と、振り回され気質の友人による、流し流されとんでも話。初作品です。本編完結。※主人公がノンケの為、女性との関係を匂わせる描写があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-07 19:48:04
24739文字
会話率:20%
長年の想いを告げ、恋人の夕鶴と付き合い始めて早くも一年半が経つ。
しかし、未だに自分にその身体を触れる事を許してくれない夕鶴に領夜は自身の友人・聖市に相談する。
そんな中、聖市からある提案があり、領夜は――……。
最終更新:2015-07-03 08:27:30
8339文字
会話率:47%
「"それ"が本当は許されない事でも、私は貴女を愛している」
真っ青な空の下で響く教会のベルの音。
純白のウェディングドレスに大好きなユリの花のブーケ。
両親や親戚・沢山の友達に祝福され、幸せな笑顔で迎えるはずの結婚式。
――本来、幸せであるはずの結婚式当日。
純白のウェディングドレスに包まれ、私は悲しみの涙を流しました――……。
だって、目の前で私を待っている新郎は、私が本当に結婚したかった人じゃないから。
私が、本当に心から愛した人とは、永久に結婚する事など出来ないのだから――……。
大学時代からの恋人・朝霧透弥との結婚を間近に控えた神橋絵里奈。
しかし実の事、彼女には長年の間、心の奥に留めている秘めた想いががあった。
だけど、それも透弥と結婚し、彼との幸せな新婚生活で忘れることが出来る……。
そう、思っていた。
そんな時、絵里奈の従姉妹である榊原夕鶴が中学時代の同級生・篠崎飛鳥と
近々結婚する事が判明し、ショックを受ける。
――私が、あの人の手に渡って、貴女も他の人のモノになってしまう前に――……。
絵里奈は遂に胸の内を明かす。
この物語は4人の男女の交差する気持ちと結末を描く愛憎劇である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-07 00:45:21
2189文字
会話率:22%
"例え、この愛が誤ったものだとしても、もう引き返せない・・・・俺は君を愛しているから――・・・・"
ある日、親友であるはずの飛鳥に監禁されてしまった夕鶴。
「どうしてこんな事を?」そう問いかける夕鶴。
しかし、飛鳥の口
からは信じられない言葉が・・・・。
「君はずっとここで俺と暮らすんだ・・・その足枷は君が俺を愛してくれるまでのお守りだ」
その言葉と共に、夕鶴は飛鳥に狂った監禁生活を強要されてしまう。
"私たちはもう、解り合う事も許されないの・・・・?お願い、誰か教えて――・・・・"
歪んでしまった愛に終焉(終わり)はあるのか・・・・?
この物語は、すれ違いが引き起こしてしまった過ちと、その結末を辿る物語。
※話の舞台は、前作「ダーク・ラブ-歪んだ愛の結末-」より数年後のお話です。
単品としてでもお楽しみ頂けますが、
作中に「ダーク・ラブ」を関連付ける描写が御座いますので、
先に「ダーク・ラブ」を読んで頂けますと、より一層に話の理解が出来ます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-24 03:04:25
10325文字
会話率:30%
付き合っても最長1カ月しかもたない。喋らなければ美人。エセ清純派。
それが原田恵美。27歳、独身、処女。喋ると素が出てしまい、今日も振られてブチ切れる。うるせえうるせえ!カクテルよりビールが好きなんだよ!ピンクより青がいいんだよ!かわいい車
よりハチロクにときめくんだよ!
恋の種は意外と身近なところに転がっていたりして。というひねりもないお話。
※主人公とその親友の口調が非常に荒いです。うるせえとか普通に出てきます、ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-01 06:00:00
97709文字
会話率:37%
真剣に恋愛がしたいに持ちとは裏腹に、惹き付けられてくるのは寂しい女ばかり…。
誠実、真面目に恋をしても自らの魅力のせいで裏切られる、女運に見放され気味の玲(れい)♀
男友達からの提案に乗り、割り切った遊びをすることにしたのだが…。
男
前女子のリアルなガールズラブ事情!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-28 20:00:00
26566文字
会話率:35%
王立学校に通う『由緒正しき公務員の娘』リリー。勉強はあまり得意ではないが友人逹にも恵まれ楽しい楽しい学校生活を送っていた。 そんなリリーが美丈夫だけど無表情な数学教師《あだ名はインテリ眼鏡》により楽しい楽しい学校生活が一編してしまった。 放
課後の一人居残り授業に訳の分からないマナー教育まで…。 S系教師とM系ドジっ娘学生のちぐはぐなラブストーリーです。 3話程度の短編です。
こちらはちょっと大人の表現となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-28 11:41:11
2553文字
会話率:22%
地球人の少年の択資は、別次元へ渡るホールダイビングしてファイステラの星へ辿り着いた。
水浴び中の少女と出会い、友達になる。
なんと、その少女は、この国のお姫様。城に住む者だった。
もう一度城に戻る際、択資を連れていき、城主に謁見させた。
その後、少女カーリュスは、父親と絶縁の話で大喧嘩。その結果、択資と二人一緒でファイステラの冒険の旅にでた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-27 23:21:10
4515文字
会話率:63%
私、沢村樹里奈二十二歳には『覗き』という犯罪行為に繋がる素晴らしい趣味がある。とは言え、黙って覗いたりはせず、ホモ友達の愛の情事を覗かせて貰えれば充分に満足できる可愛いモノだ。勿論、了承も得ているので通報される心配もない。そんな可愛らしい趣
味を堪能しつつ、カメラマンになる為、修行中の私が、何故異世界に⁉しかも巫女って何⁉そんでもって何で、体が十歳児になってるの⁉趣味は堪能出来ない、ロリコン気質の美形揃いにセクハラされる、そして何よりも命の危険に曝されてる!そんな哀れな変態女の樹里奈の今後はどうなるのか──
※主に男同士の絡みや凌辱が多い作品ですので苦手な方はご注意ください。樹里奈は今後成長していきますが、ロリコン要素ありなので、こちらもご注意ください。
この作品は自サイトにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-27 00:00:00
540952文字
会話率:42%
いわゆる草食系男子の俺(ユージ)は、大学4年生の夏、同じクラスの女の子に恋をした。名前はハルナ。お互い、いつしか気が合う仲となり、これは片思いではない、両思いなのではないかと胸を膨らませる夏休みになりそうだった。しかし、これからハルナと甘い
甘い夏休みを迎えようとするその日、俺は不覚にも友達であったメグミに対し性欲の感情を抱いてしまう。愛おしい女ハルナと、友達関係から性欲の対象としか見れなくなった女メグミ。俺は理性と野心の狭間で葛藤する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-25 15:34:23
16066文字
会話率:32%
すいません
私は自然を大切にした社風と独創性を重要にした方針の貴社に於いて活躍出来る人材であると確信しております
まず私は中学校は函館私立港中学校に入学しユニークな人柄から友人が多くクラスでも目立った存在でした、この時から美術系が好きで、美
術部に在席していました。また私の趣味である料理もやり始め自分なりの創作料理を作りたいと言う夢をもち初めました良き友人に恵まれ私の思春期の成長は多くの友人がいたおかげでここまで成長出来たのだと思っています今だに交友のある友人もいます
高等学校は私立の函館大学付属柏凌高等学校情報科に進学し資格習得へ向け学業に励み情報と言うものの重要さを知りましたその後兼ねてからの夢を現実的にする為函館大学敷設調理師専門学校へ進学し洋食を先行し料理漬けの日々を送っていました、洋食をより多く学ぶ為フランスまで足を運び知人の紹介からパリのホテルの厨房にて研修を受けた事もあります
多くを学んだ事と自分の発想を組み合わせたレシピを作り上げました、非常に好評でレストランのメインとして採用されお客様からも好評を頂きました、この時自分の発想力や独創性を活かす仕事の楽しさを知りましたこの経験から
独創性を活かした仕事がしたいと思い卒業後はトヨタ自動車北海道と言う大手企業へ就職し工場のメカニックの仕事を行っていました具体的な内容は工場の作業を効率的にするため視察を行いどうしても人の手が必要な部分の機械化、既存の器材の非効率的な部分を見つけ改善などための意見をまとめ機材の開発のアイディアを出し機材の稼働率へ貢献しましたトヨタ自動車北海道で大手組織の動きを知った経験は私にとって非常に大きな財産であったと思っています。
その後、より大きな組織と言う物を知りたく陸上自衛隊へ入隊しました慣れない集団生活、演習でのサバイバル生活、射撃またこれまでの生活ではけして経験出来ない様々な事を経験しこの経験はとても辛いものでしたが辛かったからこそ今までの生活では考えも付かった事が考えられるようになりこの自衛隊での生活は私にとって非常に大きな経験でしたが自分の発想力を使った仕事をして来た私に自衛隊はやりたい事と違う気がしていました。
私はこれだけの経験をして来ましたこれから常に成長してゆくことで信頼を勝ち取る事が重要の貴社にとって役立つと確信しております折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2015-06-24 23:22:07
973文字
会話率:0%
これは、苦悩にまみれながらも、創作に命を賭けた純真な青年作家の話である。人妻である情婦の持っていた安らぎの力でデビューに漕ぎつられた治であったが、何かと女癖が悪くて、近くの喫茶店のウェートレスとも肉体関係にあった。しかも新宿に出かければ、
妖しい店に入って、店主の餌食にされてしまう。かと思えば、居酒屋の女に、ファンだと告白されて、意気投合。一緒に自殺を図って、未遂に終わる。それが三面記事に乗って、情婦の夫に関係が完全に発覚。縁を切らされる。それでも苦しみながら間に間に、作品を書き続ける治であった。そんな治には、直ぐに女が付いてくる。だが新しい女は、どこか心がすれ違っていた。そんな彼女を治は、自分の懐のために拝み倒してストリップに出演させる。そしてますます、心は遠のいていくのであった。そんな間に治は、カフェで初心な女給を知る。結局ストリップに出演させた女は、そこの社長と良い中になって、治のもとを去った。
そんな中、作家仲間や友達は、それぞれの生活に忙殺されるようになり、治の元に顔を出さなくなっていく。淋しさに悶える治は、カフェの女給を連れ出そうとするが、女に裏切られて袋叩きにあう。本当にすべてを失った思いの治は、昔懐かしい新宿のバーに出かける。と、そこで別れさせられた情婦と出会う。彼女は夫のもとから逃げ出していたのだ。
二人の心は、一気に融合する。そして二人は、傷ついた獣が、死に場所を自ら定めるように、この世の外へと旅に出るのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-24 21:52:45
164554文字
会話率:51%
山で友人とはぐれ、百鬼夜行に紛れ込んでしまった主人公。捕らえられ、妖怪の長の元に供物として差し出されてしまう。怯える主人公を、妖怪の長は自宅へと連れ帰る。そこで主人公を待つ運命は……?
最終更新:2015-06-23 23:26:58
60010文字
会話率:47%