俺は怖かった。彼女が他の男を好きにならないか、本当はもうすでに他に好きな男がいるんじゃないだろうか、俺の知らないところで他の男を悦ばせているんではないのか、と。だから、俺は彼女を俺一人のものにしたかった。彼女を醜い姿にしてやろう。そうしたら
、彼女を好きでいられるのは俺一人になる。
去年に書いた『ミルクチョコレート』(http://ncode.syosetu.com/n9179ba/)の続編となります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-15 01:00:48
5194文字
会話率:39%
Incest=近親相姦。それは血の繋がった者同士が性的関係を持つことの呼び名。家族内で性行為をしている話など聞いたことがない。いや、それを進んで行うものなど、ほとんどいないだろう。世の中に出回っているのはあくまでフィクションであり、絶対に有
り得ない話だと思っていた。けれど、俺には密かな願望があった。
"母さんを、抱きたい・・・・・。"
その密かな願望が現実になってしまうとは、この時はまだ思いもしなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-12 01:21:30
11387文字
会話率:55%
桜咲く季節。実家を離れて、8年。都会の喧噪にも慣れ、親しんだ友人もできた。けれど、ふと思い出すのは実家の隣に住む、若かりし頃の恩師の顔だ。27歳になる斉藤百合子は、ずっと心に想いを残したまま大人になった自分のことを振り返る。でも、もう二度と
あの顔を見ることはないだろう。もし、会うことがあれば今度こそ恩師からは逃れられないだろう。彼が、わたしのことを想っていようが無かろうが関係などなく。ただ、そうなるのだろう。だから、二度とあの柔らかい笑みに会いたくないのだ。(更新停止中です。内容を完結させたらアップする予定です。)2013年8月現在折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-20 07:00:00
2960文字
会話率:22%
芸能界で生きてきた男、 晶水 蓮。彼には野望があった。犠牲となるものにも容赦がなく、TVとは違う裏の世界で密かに練っている計画があった。最後に骨となって、この世を去るまで彼の欲望は消えることはないだろう…。
最終更新:2012-06-19 13:00:43
478文字
会話率:0%
侑眞は、父の借金の肩代わりをしてくれた葛城家で住み込みの運転手として、働いている。ある晩、葛城家の跡取り息子であり、オレとタメの朋彦に呼び出される。その際、やつと一緒にいたやつの彼女のユカに一目惚れしてしまう。所詮、もう関わることもないだろ
うと思っていたのにやつの計らいで、オレは、ユカとエッチし童貞を卒業する。しかし、その直後にやつに告白され、処女を奪われてしまう。
やつはオレを好きだって言うし、ユカはやつを諦めないっていうし、オレはユカが好きだし、一方通行なオレたちの恋は、どうなるの!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-28 22:06:34
34088文字
会話率:54%
SEである二人は、下手な夫婦よりも時間を共有する。だからか、その関係が始まっても特別違和感はなかった。ただの気晴らしであるはずのそれが、予想外に良かったという事実は、わざわざ相手に伝えるものでもないだろう。
最終更新:2011-07-02 22:35:06
8821文字
会話率:49%
室生雪(27)OL。平穏をこよなく愛し、怠惰を美徳とする彼女の夢は、稼げる今のうちにせっせと貯金をし、さっさと退職してのんびりと老後を過ごすことだ。女としては既に備忘価格1円まで評価減されていると自負する彼女であるので色恋ごとにも日々興味が
なくなっていく。こうして穏やかに一人歳を重ねていくのだろう、そう考えていた彼女の勤め先に、海外出向していた九十九社長の御子息が帰ってくるという。会ったこともなければ、今後関わることもほとんどないだろうと思っていた男性だったのだが―――室生雪の平穏はいかに。
=現在更新停止中=折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-23 00:04:06
23603文字
会話率:58%
生活保護とはセーフティーネットのはず。申請に消耗するぐらいの手続きを必要とするのは間違ってはいないだろうか。
最終更新:2007-07-23 02:31:31
11544文字
会話率:58%