田舎の花屋で働くアドリアナは、辺境に派遣されてきた魔獣討伐隊の隊長であるレオンと恋仲だ。冴えない田舎の花屋の娘である自分を好きだ、可愛い、と言ってくれる彼にすっかりメロメロである.
毎日、ラブラブと過ごしながら、正直、心のどこかで、エリート
の彼が田舎くさい自分を本気で好きだなんてことありえるのだろうか、と疑心暗鬼でもある。
そんな日々が、討伐隊の帝都への帰還を迎えて終わろうとしていたが・・・・
辺境の花屋で働くアドリアナとエリート隊長レオンの恋には、たくさんの裏があって。
※構成を変更して修正をかけUPし直しています(2024.12~)
拙作にご興味をいただいてありがとうございます。情緒あるエロを目指して恋愛小説を書いております。ストライクはスパダリです。突然の構成変更で突如過去話を削除することがあります。
運よく変更前を見つけて読んだ後に変更話を読むと、二次創作っぽくなって二度おいしいかもです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-08 22:33:24
102399文字
会話率:42%
田舎の花屋で働くアドリアナは、辺境に派遣されてきた魔獣討伐隊の隊長であるレオンと恋仲だ。冴えない田舎の花屋の娘である自分を好きだ、可愛い、と言ってくれる彼にすっかりメロメロである。
毎日、ラブラブと過ごしながら、正直、心のどこかで、エリート
の彼が田舎くさい自分を本気で好きだなんてことありえるのだろうか、と疑心暗鬼でもある。
そんな日々が、討伐隊の帝都への帰還を迎えて終わろうとしていたが・・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 00:32:25
98933文字
会話率:43%
トップオブトップアイドルからの溺愛がとまらない!!見た目からは想像もできない甘々にやられっぱなし。えっちで腹黒で主人公が大好きすぎるとんでもないアイドルでした。
キーワード:
最終更新:2025-02-06 13:33:53
11039文字
会話率:57%
目が覚めたら空の上でした。
ヒロイン・ウララは悲鳴と共に意識を取り戻した。
空中で助けを求めるも、悲鳴は誰にも届かない、
絶望感に襲われた時、視界が影に覆われる。
それは真っ黒な羽根だった。
「――…」
耳元でなにかを囁かれるが、聞き取れな
い。
気付けば自分は地面にいて、見上げると黒い羽根が空から一枚ふわりと落ちてくるのが見えた。
呪われた鴉の神と天真爛漫などこにでもいる少女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 14:17:48
509文字
会話率:8%
お母さん「あなたが辰巳くんね!!!
よくも、うちの健をいじめてくれたわね!!!!」
↓
お母さん「申し訳ありませんでした、辰巳様ぁ♡ 」
☆:催眠をかけるシーン
♡:エロシーン
母NTRエロ小説を現在、「FANZA」「DLsite」で
販
売しております!!
1月31日に新発売!!!
【美人教師のお母さんがいじめっ子に洗脳ヘルメットを付けられ、「息子を虐める会」の顧問にされた】
FANZA:【https://x.gd/mrgqj】
DLsite:【https://x.gd/4A7FLu】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 21:00:00
59526文字
会話率:48%
通勤時『落ちた』と思ったら異世界でした。
一緒に落ちたOLさんポイ人は聖女サマらしく、異世界最強生物のようです。
オレはどうも巻き込まれただけのようだけど、異世界の人たちと令和を生きる聖女サマの価値観・倫理観が違い過ぎて、聖女サマが頻繁に
荒ぶる為、間に入る事になった結果、なし崩し的に聖女サマと異世界の偉い人との間に入ったり、或いは只々黙って見ていたりする役目を担う事になって間接的に異世界の危機を救う一助となる話。
よくあるヤツ。
でも書いてみたかった。
読んでる方の脳内の蓄積が頼りの曖昧設定。
「細けぇこたぁいいんだよ」の精神でお読みくださいませ。
評価とかブクマとか頂けるのは嬉しいしモチベでございます。
現状、挿絵は予告なく書いてる人の気分次第であったりなかったりしておりまする
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 18:26:51
267109文字
会話率:29%
有栖川公子には、忘れられない人がいる。
それは10年前に亡くなった夫のことで……いまでも、ふとしたときに思い出すことがあるのだ。
ある日、公子は、いつものように訪れた彌視磨神社の奥で、足元をすべらせ異世界への入口に呑まれてしまう。
初めて訪
れたカタスの街で、公子は、亡き夫そっくりの青年・白銀と出会い……。
**
公式企画「ブルームーンカクテル」参加作品。
※特設サイト https://moon-books.jp/blue-moon-cocktail
☆印がついている話は毎回の執筆テーマに沿ったお話になります。
拙作『消えた幼馴染とふたつの月』(n4264jm)のスピンオフ作品です。
あちらでは葦船町とルターニヤ中心で、全然カタスに行ってくれないので(^^;)
カタスのことが書きたくて連載はじめました。
コネクタ捕獲の鬼ごっこで、有栖川家にカタスの玉があった理由も、たぶんこちらで語られる……予定。
主人公おばーちゃんだけど、R描写は想像と不思議な力で若い乙女の姿になってからします。といってもそんなにガッツリした描写はないです。ほんのりR18。
※作中には方言のような言葉が出てきますが、特定のどこかの方言というわけではなく、いろんな地方の方言を組み合わせたなんちゃって方言になってますのでご注意ください。
#BMC_使ってもいいのよ (※企画投稿期間に指定キーワードをつけて新規投稿された連載作品に限る。当作品のイメージを著しく損なう行為はご遠慮ください)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 18:00:00
4020文字
会話率:19%
白蛇に変わってしまった私は白蛇騎士団長に嫁ぐことになりました。
今さら姫初めです。期間に間に合いませんでした。特殊性癖あり、蛇の姿のまま致します。
最終更新:2025-02-01 05:24:24
9947文字
会話率:25%
魔王様に和平の人質として差し出されたお嫁さんは妄想が大好きでした。
昔、小説家なろうさんに投稿したものを加筆しRシーンを加えたものです。他サイトに掲載しましま。
最終更新:2021-11-08 02:22:02
13346文字
会話率:37%
僕にとってこの愛は奇跡でした。スパダリα×番を失ったΩの再会愛。
初めての発情期で見ず知らずのアルファに無理矢理番にされた高校生の尚紀。希望を失わず懸命に生き、本来の番である江上廉と番契約を結び直すまでの失意からの救済の物語。
FORBI
DDEN余話。本編と連動していくため不定期更新です。こちらから読まれても話が通じるように書いていきますが、本編をある程度読まれた方が何倍も楽しめると思います。
〜あらすじ〜
高校生の西尚紀は、二学年上の先輩、江上廉のことをずっと憧れを抱いていた。しかし、卒業式でも勇気を出せず、ただ背中を見つめるだけ。最初から諦め、踏み出せない自分が歯痒かった。
一年後、オメガとして初めて発情期に見舞われた尚紀は、通りかがりのアルファの男(夏木真也)に介抱され、あろうことかそのまま番に…。一夜で人生が大きく変わり、帰る家を失った尚紀は、同じく夏木の番という「シュウ」と一緒に住むことになり……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 00:00:00
286654文字
会話率:30%
【あらすじ】
突然異世界に召喚された少女。
本来なら聖女一人を召喚するはずなのにまさかの二人?
そしてその聖女は魔法が使えないときた。
もう一人の少女は聖騎士だったがこちらも魔法が使えない。
発覚したのは魔力が回復しない聖女と魔力
は潤沢なのに、外に出せない聖騎士。
ある時、聖騎士の少女が聖女の部屋を訪ねる。
彼女は自分の体がおかしいと相談をもちかけ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 00:00:00
23382文字
会話率:45%
ガッツリ肉体関係にあるエロくて性欲強いギャル女子高生の実妹にそそのかされて“チン活”することになってしまった俺だったが、欲求不満でペニス狂いの女子高生からお金をもらって本気交尾をする毎日は想像以上に刺激的で最高でした。
最終更新:2025-01-31 08:20:57
217685文字
会話率:44%
揉まれ過ぎて女子高生なのにHカップになっちゃった美少女が、ヤンデレ気味の幼馴染に媚薬入りチョコを食べさせられ発情した挙げ句になし崩し的に百合エッチしちゃうお話。
バレンタイン、間に合いませんでしたッッ!!!
でもエロいから読んでみて!!!
最終更新:2022-02-15 21:41:34
16589文字
会話率:41%
推しのお漏らしが今日も尊い!
子供の頃に同級生のお漏らしを目撃して以降、性癖を歪めてしまった大学生、裕也。
彼は放尿・おしっこ我慢・お漏らし動画でしか抜けない体になっていた。
そんな彼の最推しは、裏垢お漏らし女子の“みぃ”。
「あーーー
ーーっ、もうマジで、どっかにみぃちゃんみたいなお漏らしを目の前で披露してくれるサービス精神旺盛な女子はいないもんかねっ!?」
嘆き悲しみ空虚なセックスを憂う彼にその日、運命の出会いが待ち受けていたとはっ!?
推しの尿で、今日は抜きたい!
11月24日、“いい尿の日”に贈る! 汁成分多めのお漏らし純愛ストーリー!
※いい尿の日に投稿が間に合いませんでした……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-25 10:33:01
26084文字
会話率:40%
体育祭でヘトヘトになって家に帰ったら、親公認で1つ上の先輩彼女に待ち伏せされていた。
彼女は見慣れた服装ではなく、体育祭のコスチュームとしてきていた安物メイド服+ツインお団子ヘアだったので疲れを忘れてイチャイチャするお話。
「大丈夫、彼氏
のパンツを見せパンとして履いてるからっ!」というセリフ以外は全てフィクションです。
*Pixivにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-30 18:00:00
5490文字
会話率:38%
様々な女性同士の“貝合わせレズエッチ”をオムニバス形式で綴って行きます(以前、別名義で書いていて途中で挫折してしまったモノの、再掲載&加筆修正版です←今度という今度はちゃんと完結させます)。
プレイ内容と致しましては先述の通り、主に女
性同士による“貝合わせレズエッチ”の滅茶苦茶濃厚なヤツ(時折ふたなり、及び有機双頭ディルドあり)で、予定しているシチュエーションは以下の通りです。
“色白女子幼稚園児&肌色女子小学生”
“色白女子小学生&黒ギャル女子高生”
“肌色邦人女子中学生&褐色アメリカン格闘美女”
“体育会系オフィスレディ&スポーツ女子高生”
“異世界魔法少女&現世退魔士幼女”
“退魔士女子中学生&年上巨乳赤色格闘美女”
他です(順番は前後する場合が御座います)。
※若干の魔法要素、異世界モノの要素も含みます。
汗塗れ汁塗れでグチョグチョになりながらもお互いを求めて貪り合う女の子同士の貝合わせレズエッチを御堪能下さいませ(なおこのお話はアルファポリス様でも掲載しています、更新はこちらの方が早いです)。
ちなみに読者の皆様方、御存知でしたか?
実は女性器って殆どの人が産まれてから暫くの間(幼女期~少女期)は“超前付き”なんだとか。
それが身体が成長して行くに従って臀部(要するにお尻)の筋肉や骨格が発達するのに合わせて徐々に後ろへと引っ張られて行き、最終的によく知られている位置、状態に落ち着くのだそうです。
その設定を取り入れてみました、なのでこの物語に出て来るヒロインとパートナーは全員が“前付き”か“超前付き”です(これらは勿論、彼女達の身体的特徴でもありますが、それに加えて皆、幼い頃から何某かの運動をしていた為に各関節が柔らかくなり、それと同時に腹部や腰部に鼠径部、そして太股等の足周りの筋肉や骨格が臀部のそれらに負けない位に発達して女性器の後退が起こらなかった、と言う訳です)。
そしてその結果として多少、無理な体勢も難なく取る事が出来る上に抱き締め合っての密着貝合わせレズセックスが可能となっている、と言う訳です。
どうぞ悪しからず御了承下さいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 12:34:39
425660文字
会話率:42%
ギャル俺本編では書けない主人公たちのイチャイチャを集めた作品集です!
不定期投稿ですのでよろしくお願いします!
本編は全年齢の方で投稿中です。
題名は『ギャルゲー転生 ヒロインたちを攻略しようとしたら俺が攻略対象でした!?』
こち
らもよろしくお願いします!
※本編を読んでいない方へ。
主人公の『相島 立花』は男の魂が入った女子高生という設定です。
ifストーリーです。
本編と設定が違う場合があります。
さくらちゃん1
ヤンデレです。
さくらちゃん2
バニーコスです。
かぐや1
ネコミミです。
かぐや2
背徳です。
さくらちゃん3
さくらちゃんに攻められます。
さくらちゃん&かぐや1
三人でイチャイチャします。
クロハ×スズ
主人公不在です。
さくらちゃん4
さくらちゃんが悪女です。
さくらちゃん&かぐや2
コスプレです。
さくらちゃん5
たぶん調教です。
朱乃宮姉妹
姉妹百合です。
さくらちゃん6
ちょっと大人になった二人です。
守羽姉妹
姉妹百合です。
さくらちゃん7
ポリネシアンは失敗しました。
さくらちゃん8
めっちゃ長くなった。
さくらちゃん9
ガールズバー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 11:00:00
201532文字
会話率:43%
ソフトボール部に所属するイケメン女子が同期のイケメン女子を部屋に上げてあれこれ(意味深)します。
本作品は世界観共有日常系学園百合小説企画「星花女子プロジェクト」作品のスピンオフです。詳しくは前書きと後書きをご覧ください。
最終更新:2025-01-27 22:50:14
3936文字
会話率:57%
『VRMMO内で一目惚れした相手は運命でした。』『君との距離。』と同一世界線のお話。
VRMMOゲーム、フェアリーテイルオンライン(FTO)の空中庭園エリアで空色スライムを愛でていたオメガの高校生の川原颯(かわはらそう)はプレイヤーランキ
ングトップ10常連のNと知り合う。
ゲームに対する熱量に差はあれど、Nからのアプローチに二人はリアルでも会う約束をする。
アルファポリスにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-26 22:38:44
14652文字
会話率:61%
『VRMMO内で一目惚れした相手は運命でした。』と同一世界線のお話。
高校生の嵯峨樹(さがいつき)は大人気VRMMOフェアリーテイル・オンライン(FTO)をソロでプレイしている。
ある日樹は、海底神殿エリアでプラチナブランドの長い髪の美しい
青年と知り合う。
どうやらその彼もソロプレイヤーらしいが、その美しさから孤高の人として有名なプレイヤーらしく、樹はその青年アランのことが気になり始める。
お互いソロで意気投合したものの、距離を感じるアランとの関係。
けれど、オメガの樹が発情期でログインしなかったことをきっかけに二人の関係性は変わりはじめる。
アルファポリスにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-22 00:41:45
10577文字
会話率:53%
VRMMOゲームを初めて数ヶ月の高校生、空(そら)。実際の顔はわからないけれど、偶然見かけたその人のオーラに惹かれてファンクラブのようなギルドに入り、一緒に遊ぶために順番待ちをする日々。そんな中で何が引っかかったのか、その相手縁(えにし)か
ら、現実で会わないかと誘われる。実際に会いに行ってみると、縁はどうやら運命の番で……!?
アルファポリスにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-21 01:40:49
8822文字
会話率:47%
長年付き合っていた男と別れてやけ酒をした翌朝、ベッドにいたのは天然系の神サマでした。
《やってることが夢魔な自称神様》を拾った《社畜な生真面目女子》が神様から溺愛される現代ファンタジー。
※アルファポリス(一花カナウ名義)にR15版、
pixiv(ただ ふみ名義)にR18版、カクヨム・ノベルアップ+に全年齢版の同名小説公開中
ムーンライトノベルズはオトナ向け加筆修正版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-26 20:00:00
195735文字
会話率:57%
綾花はテニス部の練習が終わっても今日はなかなか帰らなかった。(勇太に今日…気持ちを伝えるんだから)そう決めていた矢先、バスケ部の練習の片付けをしていた勇太に同じテニス部の花梨が話しかけていた。あの…ずっと好きでした、付き合ってください。彩花
は勇太が返事をする前に体育館に入り告げる「私もずっと好きだった!」驚く勇太だったが2人に告げた。「じゃあ…脱衣テニスで勝った方と付き合うよ」これに彩花と花梨は合意し彼女になるための脱衣テニスは始まるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 21:32:25
5653文字
会話率:62%
気が付くと私はこれまでと違う世界にいた。
それはずっと遊んでいた行動の自由度がやたらと高いゲームの世界で、私は自分が作り上げたアバターになっていた。
これは一時的のこと? それともずっと続くの?
※同タイトルでなろうに掲載している作品のム
ーン版です。
なろう版の途中(第6話と第7話の間)のシーンが増えています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 21:24:12
27426文字
会話率:23%
俺、興津省吾は男子寮の隣の部屋に住んでる川崎エドガーというハーフに恋している。だから、ストーカーをしていた。だって男同士なんて、今の日本はだいぶ進んできたとはいえども認められるわけないし。
今日も日課のエドガーのゴミを漁っていたら、ホモ本が
出てきた。しかも中身を見ると、ヤられてる男のほうが俺に似てて……。まあ、偶然だろ。
さあ、これをオカズにエドガーへの思いのたけをぶちまけるぞ。
攻め視点もあるので連載にしました。全四話です。
タイトル通りストーカーが出てきます。ストーカーは犯罪であり、それを奨励するものではありません。すべてのストーカーが撲滅されることを願っています。
※誤った知識披露してすみませんでしたあああああああ!!!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 23:36:02
13394文字
会話率:55%
「……先輩、今からちょっと時間ありますか?」
「え?」
学校を終え、1つ下の後輩で彼女の田中さんと帰ろうとした時。少し後ろを歩いていた田中さんが、俺の学ランの腰の部分をきゅっと握ってそう言った。
3ヶ月ほど前、俺は田中さんに放課
後の校舎裏で告白された。初対面だったけど、俺はなんとなく断りきれずに交際を了解した。
付き合い始めたが、こうして下校時に一緒に帰るくらいで。しかも、恋人っぽく手を繋いだりなんてせず、ただ並んで歩くだけ。3ヶ月経った今も、それから進展はない。けど……
「……時間?」
「何か、急いでたりします?」
「いや?特に急いでないしなにもないけど……」
俺の学ランの腰の部分を握りながら、上目遣いで見つめる彼女。なんか妙にドキドキする。すると。
「じゃあ、こっちに来てもらって良いですか?」
「は……えっ!?」
ぎゅっと、田中さんは俺の手を握り、Uターンをした。
「あの……何処に?」
「……」
俺の手を握り、田中さんは無言で歩く。俺は初めて田中さんと手を繋ぎ、ドキドキしていた。あったかくて、俺も田中さんも手が汗ばんできて。何も言わないけど、田中さんもドキドキしてるんだなってわかる。
すると、着いたのは……体育館裏にある倉庫だった────
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 19:41:38
9365文字
会話率:50%