通称「ベガ」と「アルタイル」は、それぞれ、同じ名を持つ星の管理人だ。
いつもは映像での遣り取りだが、今年の7月7日は違った。
『ベガ。キャンドルを点けて、照明を落としたら願いを言うんだ』。
「アルタイル」に言われた通りに、「ベガ」がキャンド
ルをつけて照明を落とし、願ってはいけない思いを口にした時、何かが起こる--。
某惑星で行われているイベントを真似してみた、遠い処に居る、二人のお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-07 07:00:00
6573文字
会話率:23%
橙色の照明が店内を黄昏色に照らす喫茶店。
愛想も素っ気もない主人一人で経営する店内は閑散としていて、気紛れに訪れる唯一の客のためだけに店を開けているような状態だった。
ドアベルの音と共に店を訪う美貌の客は、いつも同じ品を注文する。
アフォ
ガートが結びつける不愛想な喫茶店主と美形の客の、不器用な恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-12 20:00:00
21768文字
会話率:57%
ある大きな屋敷には、照明を点ける為にだけ雇われた照明係が居ました。
決して何も話したり考えたりする事ができない照明係はいったいどんな光景を目にしているのでしょう。
最終更新:2015-07-20 00:43:37
981文字
会話率:34%
照明デザイナーとして成功している田村直己は、母校の大学で舞台照明の講師を引き受けることになった。そこで自分を崇拝する高槻壮真に出会う。壮真に出会い、惹かれ始める自分自身に戸惑いながら、壮真の情熱的な思いを次第に受け止め始めたころ……この一年
間で直己と肉体関係を持った女性が次々と不毛な死を遂げていることを担当刑事、黒滝から聞かされ……交錯し、錯乱する思考のなかで、壮真に対する疑問が芽生えていく……
「オンナを抱くなんて許せない!オンナなんて、オンナなんて嫌いだーーー」
泣き叫んだ壮真の苦痛にゆがんだ表情が脳裏に残り……
――壮真!お前がこんなことをしたのか!?
疑惑が、ふたりを遠ざける。
情熱は執着と紙一重。その執着が黒いものになると……
BLエロティックラブサスペンス。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-09 21:07:01
74710文字
会話率:22%
舞台照明会社に務めて今年で三年目になる赤羽徹は、とある劇団の公演で一人の若い役者と出会う。
彼は若いながら、近年注目されてきているその劇団の看板俳優。
最初は妬みから遠ざけていた徹も、同い年と言う事で交流を深めていく。
順調に距離を詰めてい
く二人だったが、彼はその清廉な笑顔の裏に、とんでもない秘密を持っていた。
■専門用語を用いる場合が多々御座います。もし物語を読み進めて行く上で支障が出るようでしたらお気軽にお問い合わせ下さい。■折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-15 11:16:34
72506文字
会話率:19%
AV女優のあたしは合間に写真集の撮影などでスタジオにいた。カメラの前ではいろんなポーズを取り、男性を悩殺する過激なショットを撮ってもらっている。その日、M字に開脚した股の間に、男性のAD一人が指を入れて掻き回し始めた。恥ずかしかったのだが、
撮影用カメラが回り出すと、お宝映像を撮らせるための仕事のうちと思い、そのまま本能に任せて喘ぎ続ける。秋なのにスタジオ内は焚いてあった照明などで汗が出るほど暑かったのだが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-03 14:56:25
2654文字
会話率:23%
視神経に有害な緑の熱光線YYP-67に汚染された死の街にはびこる謎の生物に対抗するため組織された対特殊科学強行捜査班(通称タイトク)に所属する『俺』ことリョウは、突然、長官から相棒のジョウとのパートナー解消を告げられ動揺する。
時を同じくパ
ートナー解消の事実を知った相棒のジョウは、ついにリョウへの想いが抑えられなくなり……
(『小説家になろう』にて掲載中『攻撃的な愛の閃光弾』続編)
(警告:BL、18禁、性描写あり)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-07 18:21:49
9493文字
会話率:35%