「恋愛なんてごめんだ」
双子の兄妹である朝日と夕子は、幼い頃、父の裏切りを受けてそう決心した。
しかし、大学生になったある日、朝日は妹に「大切な人ができたの」と告げられる。
自分の同胞を、片割れを失った。この痛みをどこにぶつけれ
ばいいのだろう。
そう悩んでいたところに、幼馴染みの悠がとある提案をする。
「だったら、朝日が彼女にされたことを、彼女にもすればいい」
――その結果始まったのが、男同士の恋人ごっこ。その奇策の行く末は……?
※もとは『BL小説短編集』に載せる予定でしたが、予想外に文字数が増え中編程度になってしまったため、こちらに単体であげています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-17 23:00:00
47914文字
会話率:41%
恋人になんかなりようがなかった。だからいっそう、ただただ、特別だった。
女友達とブランコとジェットコースター。百合のようなレズのような何か。
最終更新:2015-02-12 17:24:57
6141文字
会話率:20%
医学部を目指す青年、武内真吾は二浪してしまった。初恋の相手、早川臨を自分と対照的な兄に取られ、医学部には入れず、親も予備校に通う金を出してくれなくなり、武内真吾は公園のブランコで途方に暮れていた。そんな中、公園で早川臨の妹を見つける。
最終更新:2011-01-16 21:28:44
5758文字
会話率:16%