眼鏡受 ノクターン・ムーンライト 更新情報検索
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検索結果:57 件
もうひとつ、三島には問題がある。
三島の弟は、三島を好きすぎるらしい。
普段は大学の運動部専用寮に拘束されている彼にも、夏休みの一日くらいは自由が与えられるだろう。
「神原くん、しばらく一緒にいて欲しいんだけど」
三島が頼み事なんて珍しい。
それに、実際この目で、問題のある弟とやらを見てみたい。
「一人でいたら危険か」
「高校生くらいの頃からは、密室で、二人きりで会ったことがない。何をされるか判らない」
「何回聞いても凄い話だな」
「身の危険が
差し迫っているついでに、俺の弟に対する劣等感もひどい。弟と俺では、真夏の向日葵と真冬の枯れ草くらい違う」
「お前が劣等感かよ。似合わないな。お前はお前の道を行けばいいんだろ。ずっとそうして来たんじゃないのか」
「そうなんだけど、弟のことを考えると卑屈になる」
派手でアウトドアな攻め、神原が、地味でインドアな恋人、三島に振り回されるコメディ。
俺様攻めに見せかけた不憫攻めと、ドM受けに見せかけたドS受けによる軽いタッチの。爛れながらも平凡な大学生の日常を描く「アクアリウムシリーズ」6話目。
インドアで根暗なメガネ青年、三島に存在した、問題のある弟の恐怖の愛の話。
性描写を含みます。弟→兄あり、派手攻め×地味受け、総受け要素あり。
この話は「爛壊書簡」(http://rankai.sakura.ne.jp/top.html)に掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-19 02:48:39
3311文字
会話率:40%
都心から少し離れた駅を降りる。
ここは、『岡』(ヒルズ)と呼ばれるお洒落な街。
向かうは現代風の鉄筋のお城。
ここはすべての女性の夢叶う場所。
そのお城では、夜毎(よごと)の舞踏会が開かれる。
ここ、ホストクラブ『琥珀の月』に勤める櫂は、フランス帰りの有能なパティシエ。
姉妹店『琥珀カフェ』の新規オープンに伴い、店は人事異動などもありバタバタしていた。
来月頭に行われる、ナンバーワンホスト、紅児(こうじ)のバースデーパーティーが開かれる事もあり、櫂はバースデ
ーケーキの開発に余念が無い。
実は、櫂には密かに想いを寄せる男性が居た。
その想いを秘めつつ、琥珀の月は新しいキッチンを迎える事になる。
決して敵を作るタイプでは無い櫂なのだが、天敵と呼べるその新人の出現に理知的な彼も心を乱され……
琥珀の月シリーズ、第三弾、はじまるよ♪w折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-04 14:35:01
150992文字
会話率:44%
「ちょっと、神原くん……」
「いいから、大人しくしていろよ。これから仲直りだ」
「仲直りって、宣言してするものなの? それに俺はもう、この前店長に満足させてもらったから、しばらくはしたくな」
「黙れ浮気男。ついに白状しやがって」
彼はしまったという顔をした。
正直なのか冷静なのか、よく判らない変な男だが、押し倒す分には体力もなく、身体も細く都合がいい。
「ねえ、これから仲直りするの?」
「するんだよ」
「神原くんって、偉そうだね」
「真面目そうな顔
して裏でめちゃくちゃやってるお前には言われたくない」
「軽い男に言われたくないな」
「身体で稼いでるお前に言われるとショックだ」
「わかったよ」
三島はようやく黙り、神原の下で従順な態度を示した。
派手でアウトドアな攻め、神原が、地味でインドアな恋人、三島に振り回されるコメディ。
俺様攻めに見せかけた不憫攻めと、ドM受けに見せかけたドS受けによる軽いタッチの。爛れながらも平凡な大学生の日常を描く「アクアリウムシリーズ」3話目。
インドアで根暗なメガネ青年、三島と、三島の友人で恋人のはずのモテモテ青年、神原の、愛と憎しみと桜吹雪の物語。
性描写を含みます。
この話は「爛壊書簡」(http://rankai.sakura.ne.jp/top.html)に掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-01 02:34:30
3895文字
会話率:50%
ある日、明るく活発な双子の兄とは正反対、彼女にも簡単にフラれるような地味眼鏡男子の伊吹は酔っ払い、双子の兄のフリをした。酔い潰れ、翌日、目を覚ますと、なぜか自分の好きなロックバンドのギタリスト、真澄と一緒のベッドで眠っている。突然起きた天変地異はそれだけで終わったように思えたけれど。
数日後、伊吹は真澄の口から思いもよらないことを言われる。
「歌を、うたってみないか?」
けれど、伊吹は自分が兄のフリをしていることを、まだ、言えずにいた。
――彼の声は低いのに優しくて、指先は
硬く不思議な感触で、全ては夢のようにしか感じられなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-21 10:00:00
158555文字
会話率:54%
「してるの?」
「してるよ」
簡単な数式を暗唱するような気楽な速度で、答えが返ってくる。
一旦落ち着こうと、神原は唾を飲み込む。
「……誰と?」
質問を受け、三島の視線は天井に上った。それがゆっくりと壁際に降りてきて、やがて壁際の水槽に着地する。
「バイト先の店長と」
神原は振り返って水槽を見た。
学生の六畳間には似つかわしくない、やけに立派な水槽だった。
「お前のバイト先って」
「ペットショップだけど。水棲動物専門の」
派手でアウトドアな攻め
、神原が、地味でインドアな恋人、三島に振り回されるコメディ。
俺様攻めに見せかけた不憫攻めと、ドM受けに見せかけたドS受けによる軽いタッチの。爛れながらも平凡な大学生の日常を描く「アクアリウムシリーズ」1話目。
この話は「爛壊書簡」(http://rankai.sakura.ne.jp/top.html)に掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-16 04:02:52
5620文字
会話率:40%
チャラい高校生×泣き黒子の真面目な先生
「先生、チョコ貰ってくれる?誰よりも先にあげたかったんだ。受け取ってくれたら通してあげるからさ、ね?」
茶髪の今どき高校生と黒髪眼鏡の泣きボクロ先生の恋物語。
静かだけど艶やかな物語。
ハッピーエンド。凌辱無し、無理矢理なし。
先生に「篠崎、帰りなさい」そう言われるのが日課。
《完結致しました。 支えて頂き本当に有り難うございました》
最終更新:2015-02-17 12:15:52
12415文字
会話率:45%
拓海が大学の図書館でバイトをしていると、足台が壊れて足をくじいてしまった。そこで手を貸してくれた綺麗な人にお礼を言うと、その人は「お礼は奢りで飲みに行くこと」と言ってきた。了承して孝とともに飲みに行くと、その飲み屋で重大なことが……? 「時と場合を考えろ!」から5年後くらいの拓海の話。「こんなんアリかよ?!」とコラボです。更新は前みたいに毎日は、難しいかもです。よければ、覗いてみてください。
最終更新:2013-03-04 11:56:14
56289文字
会話率:37%
検索結果:57 件